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「もしかしてお金ないの?」と聞かれても「別会計でいいよ」を断り続けた俺の本当の理由

  • 2026.7.15
ハウコレ

彼女に合鍵を渡すと決め、必ず目に入る財布へ入れました。特別なデートにして、会計も自分で持つつもりでした。けれど、渡す決心がつかないまま財布ばかり確かめたせいで、彼女は食べたいものまで遠慮していました。

分けておいた理由

彼女に部屋の合鍵を渡そうと決めたものの、面と向かうと切り出せませんでした。何度か持ち歩いても、結局そのまま持ち帰っていました。

今回は必ず渡そうと思い、財布に入れました。会計のたびに目に入れば、逃げずに話せると思ったからです。

ところが財布を開くたび、鍵があるか確かめるだけで終わりました。なくしていないことを確認して閉じる。俺はその動きを何度も繰り返していました。

彼女が選ぶもの

カフェで彼女が「別会計でいいよ」と言いました。俺は「いや、いい」と断りました。合鍵を渡す日くらい、自分が払いたかったからです。

ただ、彼女が価格の低いドリンクを選んだ理由までは考えていませんでした。レストランでも、彼女はメニューを見るたび注文を迷っていました。

俺は自分のデザートを頼まず、彼女にだけ「どれにする?」と聞きました。喜ばせたいつもりでしたが、彼女には無理をして支払おうとしているように見えていたのだと思います。

「お金ないの?」と聞かれた夜

食事を終えたあと、彼女に「もしかしてお金ないの?」と聞かれました。合鍵のことを話せば済みました。

それでも、会計の直後に渡すのは違う気がして、「違う、大丈夫」と答えました。タイミングを選んでいるつもりで、説明をまた先送りにしました。

彼女はそれ以上聞きませんでした。俺は計画を守れたと思いながら、彼女の不安を残していました。

そして...

帰り道、彼女が「財布の中、見せてよ」と言いました。もう延ばせないと思い、「ずっと渡そうと思ってたんだ」と合鍵を差し出しました。

彼女は鍵を見て、「お金のことじゃなかったんだ」と言いました。その言葉で、彼女がデート中ずっと金額を気にしていたことが分かりました。

特別な日にしたくて会計を引き受け、合鍵を隠していました。でも、俺が準備にこだわるほど、彼女は事情を知らないまま遠慮していました。

サプライズは、渡す瞬間だけを考えればいいものではありません。次に大事な話をするときは、完璧な場面を待たず、相手が不安になる前に口にしたいです。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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