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友人と電話した翌日「無事でよかった!」母が話す『事件の犯行時刻と場所』に「えっ」背筋が凍ったワケ

  • 2026.7.13

テレビやネットで報道されるニュースは、実は氷山の一角にすぎません。報道されない事件も数多く存在します。知らぬ間に犯人とすれ違っていてもおかしくありません。今回は、私のお客様の恐ろしいエピソードをご紹介します。

愛犬ライチ

私はライチという名の犬を飼っています。ライチは老犬で、両親がおやつを与えすぎて少し肥満気味。獣医から「毎日朝晩の散歩を」と言われ、朝は両親、夜は私が担当していました。しかし、ライチは散歩嫌いで、すぐに座り込んでしまうのです。

ライチとの散歩中

ある晩、いつものように仕事後にライチの散歩へ。いつもなら散歩コースの半分も終わらないうちに座り込むのに、その日は小走りで進み、あっという間に散歩を終えました。

帰り際、ライチが急停止したため、見るとお菓子のゴミを食べようとしていたので慌てて阻止。そのパッケージを見て、旅先で買ったご当地味のお菓子をまだ友人に渡していないことを思い出し、連絡しなきゃな、と思いながらいつもよりだいぶ早く家に着きました。

「無事でよかった!」

あまりに早い帰宅に「ちゃんと散歩コースまわったの?」と疑ってくる家族。私がライチが小走りしたんだよ、と伝えると、両親は「珍しいこともあるもんだねえ」と感心していたのを覚えています。
その後、友人に電話をして食事の約束をし、早めに就寝しました。

翌日、仕事から帰宅するや否や「無事でよかった!」と声をかけ、私を抱きしめる母。「どうしたの?」と尋ねると母は教えてくれました。

昨夜、近所で女性が襲われる事件があり、時刻も場所もいつもの散歩コース。もしライチがいつも通り座り込んでいたら、私は巻き込まれていたかもしれません。さらに電話した近所に住む友人も、私からの連絡で日課である夜のジョギングをやめ、事件に遭わずに済んだのです。

ライチの気まぐれかそれとも

ライチが駆け足で散歩を終えたこと、お菓子のゴミで友人を思い出したこと。そして普段ならLINE済ませるはずの連絡を、なぜかいつもはしない電話でしたこと――不思議な偶然が重なり、私も友人も危険を避けられました。

まるでライチが守ってくれたように感じ、いつもより一層そのふっくらした後ろ姿を愛おしく感じたのです。小走りしたこともゴミを食べようとしたことも、ライチの気まぐれかもしれません。それでもあの日、ライチのお陰で救われた命があることは紛れもない事実です。

「無事に帰宅できること」は当たり前ではありません。日々の選択や注意力、防衛意識が安全な未来をつくっていくのだと、改めて感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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