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「遊ぶ場所じゃない、迷惑だ!!」共用廊下で子供を怒鳴る住民。だが、謝罪した私の一言で空気が一変

  • 2026.7.8
「遊ぶ場所じゃない、迷惑だ!!」共用廊下で子供を怒鳴る住民。だが、謝罪した私の一言で空気が一変

共用廊下に響いた怒鳴り声

夕方、住んでいるマンションの共用廊下で、娘と近所の子がやわらかいボールを転がして遊んでいた。私が玄関先で見守っていると、同じ階に住む中年の男性が、険しい顔で足音を立てて近づいてきた。

嫌な予感がして、私は立ち上がった。

「遊ぶ場所じゃない、迷惑だ!!」

その声は廊下じゅうに響くほど大きく、遊んでいた子どもたちは一瞬で固まった。娘は今にも泣き出しそうな顔で、私の後ろに隠れてしまった。

近くの部屋の住人が、何事かと窓からこちらをうかがっているのが分かった。

確かに、廊下は遊び場ではない。走り回れば下の階に響くし、注意されるのは当然だと思う。それでも、まだ小さな子を頭ごなしに怒鳴りつける必要が、本当にあったのだろうか。

張り詰めた空気の中で、私はゆっくりと息を吸った。

母が男性に返した一言

「うるさくして、すみませんでした」

まず私は、その場できちんと頭を下げた。それから娘の目線までしゃがみ、正面から言い聞かせた。

「ここは人が通る場所だから、ボールはお部屋か公園でね」

娘は唇を結んで、こくりとうなずいた。

そのうえで私は、男性のほうへ静かに向き直った。頭ごなしの大声だけは、どうしても見過ごせなかった。

「騒がしくしたのはすいません、でも大声で怒鳴る必要ありますか」

男性の眉がぴくりと動き、次の言葉に詰まった。私は声を荒らげず、あくまで穏やかに続けた。

「迷惑なら迷惑と、理由を教えてもらえれば、ちゃんとやめる子ですから」

周囲の住人が動いた

男性の顔がみるみる赤くなった。何か言いかけて、口を開いたまま止まる。反論の言葉を探しているようだったが、続きは出てこなかった。

後日、管理人さんが掲示板に一枚の紙を貼った。共用部での過度な叱責は控えてください、という一文だった。それを見て、私はようやく小さく息をついた。

あの日以来、廊下ですれ違っても、男性はこちらを見ないまま足早に通り過ぎていく。あれだけ大きかった声を、もう一度も聞いていない。

娘は今、叱られた場所ではなく、公園で思いきりボールを追いかけている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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