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「また、庭で袋を叩いてる」深夜0時も止まない隣家の音→手紙で頼んだ翌日から変わった別の物音

  • 2026.7.8
「また、庭で袋を叩いてる」深夜0時も止まない隣家の音→手紙で頼んだ翌日から変わった別の物音

深夜0時、隣の庭で鳴り続ける音

その家の異変に気づいたのは、引っ越してきて間もない頃でした。

夜になると、隣の庭から、バサッ、バサッと何かを叩く音が聞こえてくるのです。

最初は布団でも干しているのかと思いました。けれど時計を見ると、針は深夜の0時を回っています。こんな時間に、いったい何を叩いているのか。

カーテンの隙間からそっとのぞくと、暗い庭に隣の家の男性が立っていました。

手にはビニール袋と、丸めた布。

それを地面や物干し竿に、ひたすら打ちつけているのです。

「また、庭で袋を叩いてる」

思わず声が漏れました。音は10分やそこらでは終わりません。30分、1時間と、規則正しく続いていくのです。

虫を払っているのか、埃を落としているのか。けれど、そのどれにも当てはまらないほど、長く、執拗な音でした。

毎晩繰り返される、同じリズム

その音は、一晩だけではありませんでした。翌日も、その次の日も、同じ時間に、同じリズムで庭に響いたのです。

バサッ、バサッ。バサッ、バサッ。

まるで決められた作業のように、男性は毎晩、庭に立って袋と布を叩き続けました。雨の日も、風の強い日も、その手が止まることはありません。

眠ろうとしても、あの音が耳から離れませんでした。私は次第に、夜が来るのが怖くなっていったのです。音が聞こえないかと、布団の中で息を殺して耳をすませている自分がいました。

その音を録音して、誰かに聞いてもらおうかとも考えました。けれど、いざ窓に近づくと体がすくんで、結局は何もできないままでした。

何のためなのか、話しかける勇気もなく、ただその規則正しい音だけが、毎晩、壁越しに届き続けました。

手紙のあとに始まった、別の音

このままでは参ってしまう。

そう思った私は、思い切って手紙を書きました。夜の物音に困っていること、できれば控えてほしいこと。

それだけを、丁寧な言葉で綴りました。

翌朝、その手紙を隣家のポストに入れました。しばらくして様子をうかがうと、手紙は抜き取られていたのです。

確かに、読まれていました。

その夜から、袋を叩く音はぴたりとやみました。ほっと胸をなでおろしたのも、つかの間でした。

数日後、今度は別の音が聞こえてきたのです。ゴォー、ゴォーという、掃除機をかける音。

それが毎日、朝も夜も、家の中から途切れることなく響くようになりました。

やめてほしいと伝えれば、音の種類が変わるだけ。あの規則正しい行動は、形を変えて今も続いています。理由の分からないその音に、私は今も、耳をふさぐ夜を過ごしているのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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