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米大会が痛恨のミス?ゴルフ界のレジェンドが創ったトーナメントに注目

  • 2026.7.4

「メモリアルトーナメント」はゴルフ界のレジェンド、ジャック・ニクラス氏自らが1976年に創設し始まったトーナメントだ。

50回目?51回目?半世紀続くトーナメントの謎

ニクラス氏の出身地、オハイオ州コロンバス郊外にミュアフィールドビレッジGCを造り、創設当初からずっと同じ場所、同じコースで行われている大会だ。これは、球聖ボビー・ジョーンズ氏が創設した大会「マスターズトーナメント」の考えに沿ったものと言われている。

1976年の第1回大会はロジャー・モルトビーが優勝し、第2回大会ではニクラス本人が優勝。98年からは4年連続でタイガー・ウッズが優勝して記録を作り、2014年大会は松山英樹が米ツアー初優勝を挙げたことで日本でもよく知られるようになった。今年はJTポストンがプレーオフを制して優勝した。半世紀の歴史が積み重なったメモリアルトーナメントは、1世紀を目指して今後も続いていくことだろう。

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表彰式

ところで、1976年から始まった当大会は、今年50周年記念ということでお祝いされた。現地の関係者も「50回記念大会」「今年で50回目」などと言っていたのだが、よくよく数えてみると、今年の大会は1976年の大会から51回目となる。月日としては「ちょうど50年」なのだが、大会数は51回目。

米大会が痛恨のミス?ゴルフ界のレジェンドが創ったトーナメントに注目
トロフィー

あるボランティアにこのことを質問してみると、「ん?50回目でしょ?」というので、指折り数えてみせると、「あら、確かにそうだね。51回目だ」と納得。でも、すぐにこう答えた。「途中で1回、抜けている年があったのでは?」

米大会が痛恨のミス?ゴルフ界のレジェンドが創ったトーナメントに注目
50周年記念チョコファッジ

確かに、コロナ禍の2020年には開催時期がずれた時があったのだが、実はツアーが試合のできなかった週を調整する意味で、メモリアルの会場のミュアフィールドビレッジGCで2週連続試合を行なっていた。最初の週には「ワークデイ選手権」として試合を行い、2週目に2020年目メモリアルトーナメントを開催した。それを合わせると52回になってしまうのだ。

「でも、ニクラスさんが50周年記念だって言っているので、ニクラスさんが言うことが正しい。ここではそういうことですよ(笑)」と、それでもボランティアさんは気にも留めない様子だった。

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ニクラス氏

50周年記念と51回記念大会。いずれにしても、一つの大会が半世紀にわたって続いていることは特筆すべきことであるのを忘れないようにしたい。

フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

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