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「定期預金より得」700万で“個人向け国債”を購入→6ヶ月後、銀行窓口で告げられた“思わぬ事実”に30代男性絶句【元銀行員は見た】

  • 2026.7.24
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

個人向け国債は政府が発行する債券であり、その安全性の高さから「定期預金の代わり」として活用する人も多い商品です。

しかし、国債の中途換金には一定の制限がある点に注意しなければなりません。

今回は、個人向け国債の金利に魅力を感じて購入を決めたものの、半年後に後悔することとなった男性の事例を紹介します。

「定期よりもお得」個人向け国債を購入した男性

30代の男性・Aさん(仮名)は、妻と二人暮らしをしています。

独身時代からコツコツ貯蓄した700万円を少しでも増やしたいと思い、運用方法に悩んでいたとのこと。

しかし、Aさんにはこれまで投資経験がなく、元本割れのリスクを伴う金融商品には抵抗があったそうです。

そんな中、普通預金に置いておくよりは…と定期預金への預け入れを検討していたところ、個人向け国債の存在を知ります。

「個人向け国債は定期預金よりも金利が高いうえ、国の信用リスクを除けば、基本的には元本割れの心配もないという点に強く惹かれました。もともと検討していた定期預金の代わりとして、すぐに購入を決めました」

Aさんは固定金利・5年の商品を選択し、700万円分を購入しました。

半年後、まさかの事態に直面…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

国債の購入から半年後、Aさんの妻の妊娠が発覚。

二人暮らしのアパートは子育てには不便であると考え、家探しを始めました。

すぐに理想の建売物件が見つかったため、不動産会社に連絡を取ったAさん。

すると、今後は手付金や諸費用、住宅ローンの頭金などでまとまったお金が必要となることがわかりました。

「普通預金は使わないお金として残しておきたかったので、中途換金できる国債で対応しようと思っていました。換金により受け取れる利息が減ってしまうのは知っていましたが、今回は仕方ないかなと」

Aさんは、早速銀行窓口へと向かいました。

しかし、担当者からは驚きの言葉が。

「個人向け国債は、原則として購入から1年を経過しなければ中途換金はできません。現在は購入から半年が経過しているため、あと半年後に中途換金が可能です。また、中途換金時は直前2回分の利子相当額が差し引かれます」

「そんな…中途換金に期間の制限があったなんて…」

結局Aさんは住宅の購入を見送り、半年後を目安に家探しを再開することにしたそうです。

運用時は資金の流動性にも注意

個人向け国債を含む資産運用を始める際は、“資金の動かしやすさ”についても把握しておくことが必要です。

国債は原則として購入から1年経過後でなければ中途換金できないため、Aさんのように直近で住宅購入などの予定が考えられる場合は注意しなければなりません。

個人向け国債には「固定金利3年・固定金利5年・変動金利10年」の3種類があり、どの商品も中途換金に関するルールは同じです。

ライフイベントや資金需要のタイミングに合わせて、最適な商品を選択できるとよいでしょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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