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アクアソムリエに聞く ミネラルウオーターの選び方、飲み方

  • 2026.6.29

アクアソムリエに聞くミネラルウォーターの選び方、飲み方

気温の上昇とともに気を付けたいのが水分補給。できれば自分に合う水を、効果的に飲みたいですよね。水のプロ“アクアソムリエ”にミネラルウオーターの選び方などを聞きました。

“水の味”はミネラルの含有量で異なる

“地下から採取された天然水”がミネラルウオーターとされていて、それぞれミネラル分や含有率が異なります。耳にする機会が多い「軟水」「硬水」は、ミネラルウオーターの水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムを炭酸カルシウムの量に換算した「硬度」によって分類されています(※)。含有量が多い水は、ミネラル分が豊富ということに。

「水分摂取に+αでミネラル分の働きによる効果を得たいなら硬度を意識して選ぶといいですね。また、“水の味”はミネラル分によるものなので、好みの味を探す場合も硬水がおすすめ」と山中さん。とはいえ、ミネラルウオーターに入っているミネラル分の多くは“マイクログラム”の量で味などへの影響はほぼないそう。「“ミリグラム”で含まれていることが多い成分は、そのミネラルの働きによる体への影響も期待できます。カルシウムやマグネシウムのほか、皮ふや髪などのハリや弾力性を保つために欠かせないシリカ(二酸化ケイ素)、脂質の代謝を促進することが期待されているバナジウムなど、自身の体に積極的に取り入れたいミネラルが多く含まれているものを選ぶのもおすすめです」

※WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0~60mg/L未満を「軟水」、60~120mg/L未満を「中程度の硬水」、120~180mg/L未満を「硬水」、180mg/L以上を「非常な硬水」としている

冷やしすぎないのが水を味わうポイント

ミネラルウオーターをおいしく飲むためには、温度がポイント。「暑いときにはキンキンに冷やすとゴクゴク飲めて、おいしいと感じてしまいますが、“水の味”をしっかり味わうなら、12℃~15℃がおすすめ。この温度で飲み比べをして自分の好みを知るのもアリです。炭酸入りのミネラルウオーターなら10℃で」。いずれも冷やしすぎないことでよりおいしさを感じられるようになるそう。

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教えてくれたのはアクアソムリエ 山中亜希さん
出典:シティリビングWeb

イタリアでアクアソムリエの資格を取得後、アクアソムリエ養成校「アクアデミア」を開校。日本アクアソムリエ協会理事も務め、セミナーや講演会などでミネラルウオーターの正しい知識・情報の普及に努めている。

【アクアソムリエとは】日本アクアソムリエ協会の認定資格(アクアソムリエとアクアソムリエマイスター、2つの資格の総称)。ミネラルウオーターに関する専門知識を持ち、水のとり方なども説明できる。

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\成分や味で選ぶ/あなたに合うミネラルウオーターは?

お店に行けば国内外の多彩なミネラルウオーターが並んでいます。「この中からどれを選べばいいのかわからない…」という人に向けて、山中さんにアドバイスをしてもらいました。あなたにフィットするタイプを見つけてください。

出典:シティリビングWeb

ミネラルウオーターのボトルのラベルに表示されている硬度や成分を参考に選んでみて(イメージ)

ごくごくいける、飲みやすさ重視

飲みやすいのは、国産のミネラルウオーターに多い「軟水」。メジャーなメーカーの製品の場合、硬度20~80であることが多いので、この数値を参考に選んでみて

飲みやすさもミネラル分も大事

ミネラル分が増えれば増えるほど硬度が高く、「飲みにくい」とされる味に。まずは硬度80~250の間でチャレンジしてみては

美容や健康にアプローチしたい

例えば、皮ふや頭髪のコンディションが気になるなら、シリカ。健康全般を意識しているならバナジウム。またデトックス作用が期待できるマグネシウムはダイエットをしたい人が飲むとよいかもしれません

水分補給で食欲抑制もしたい

炭酸ガスが胃を膨らませて満腹感をもたらす炭酸水ですが、よく冷えた炭酸水は口当たりがよく食欲を刺激するケースも。食欲を抑えるのが目的ならば、硬度が高めのものを冷やし過ぎずにぬるめの温度で飲んで

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水と親しい仕事についている人の“こだわり”

例えば、料理の仕上がりや美容へのアプローチに影響を与えることもある“水”。水を意識している職業の人の付き合い方には、私たちが参考にできることがたくさんありそうです。料理家、トータル美容プロデューサー、ダンス振付師の肩書を持つ3人に“水へのこだわり”を聞きました。

<料理家>飲み水としても料理にもおいしい軟水がわが家の定番です
出典:シティリビングWeb

起床後は、温かいお茶を飲む前に、まずウオーターサーバーの常温水(軟水)を飲むのがルーティン。日中ものどがかわく前に、常温水でこまめに水分補給をするようにしています。この水は料理にも使っていて、特にだし、炊飯、煮物には欠かせません。軟水でとっただしはまろやかで、ご飯もふっくらと炊き上がります。おいしい軟水があれば、シンプルな材料だけでも十分に深い味わいの料理が作れます。例えば、水とナンプラーだけでもおいしいスープになりますし、豆のスープは、豆とおいしい水、塩を少々加えるだけで素材本来のおいしさを楽しめますよ。

●依藤亜弓さん

シティリビングWebで「everyday すこやかゴハン」を連載中。2つの料理教室を主宰するほか、企業やメディアでレシピ・商品開発に携わる。地中海料理法をベースに、健康的で続けやすいレシピを提案。発酵、米粉、糖質オフ、腸活の知識も豊富。

https://www.instagram.com/panta_rhei.h/

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<トータル美容プロデューサー>こまめな水分補給が元気と健康、美容にもつながります
出典:シティリビングWeb

水を飲むことがとても苦手だったのですが、水分をこまめにとるようしてからむくみや疲労感、だるさを感じなくなりました。今は美容のためにも1日1L~1.5Lを飲むように心がけています。硬度によってはお腹の調子や便通に影響するので、軟水の中でも特にやわらかさを感じる水を選んでいます。冷たい水はほとんど飲みません。なるべく内臓を冷やさないように、夏も常温やぬるま湯で。こまめな水分補給が毎日の元気と健康、そして美容にも繋がるので、日常的にペットボトルやマイマグを携帯して、ふと目についたら一口飲む、を心がけるとよいですよ。

●依藤亜弓さん

「美・ファイン研究所」トータル美容プロデューサー、「リバイタライズサロン クリーム」チーフセラピスト。体と肌の構造に基づいたエイジングメソッドによる施術は、著名人からの指名も多数。また女性誌での情報提供や美容関連商品の開発も手がける。https://creamcream.jp

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<ダンス振付師>水分補給がうまくいっていないと体が無理をしている感じがします
出典:シティリビングWeb

ダンスをしていた20代の頃は故障が多く、ケアをしてもらっていた先生に「お茶は消化するのにエネルギーが必要」と言われて以来、水分補給は水に。お茶よりも体に“染み入る”感じがしています。日常生活では、用事がひとつ終わると水を飲むようにしていて、気持ちの切り替えにも効果的だと思います。おいしく口に合うので、軟水を飲んでいます。冬は白湯、春と秋は常温で。冷たすぎる水を大量にとると胃腸が疲れる感じがするので、夏は氷少なめの水にします。水分補給がうまくいっていないと体が無理をしている感じがして、その後の疲れ方が違う気がします。

●和田ちさとさん

ニューヨークの演劇学校を卒業後、舞台女優、ダンス振付師として活動。リビングカルチャー倶楽部(梅田教室)で「ピラティス×バレエで美姿勢へ ボディメイクエクササイズ」を開講中。

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