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豪華ロイヤルティアラ5本が登場!両陛下ご出席のベルギー王室晩さん会

  • 2026.6.26
Geert Vanden Wijngaert / Getty Images

国賓としてオランダとベルギーを公式訪問中の天皇皇后両陛下が、ベルギーの首都ブリュッセルにあるラーケン宮で開かれた王室主催の晩さん会に出席。皇后雅子さまはベルギーのロイヤルレディたちとともに、豪華なティアラを披露した。

国王一家の住まいでもある宮殿で催されたその晩さん会には、フィリップ国王とマティルド王妃の長女で皇太子のエリザベート王女、妹のエレオノール王女も出席した。また、エリザベート王女はブリュッセルの空港に国賓として到着した天皇皇后両陛下を、初めて単独で出迎えていた。

天皇皇后両陛下は、ベルギー到着前にはオランダを訪問。ウィレム・アレキサンダー国王とマキシマ王妃からの歓迎を受け、アムステルダム王宮で行われた晩さん会に出席。また、王室の離宮、ヘット・アウデ・ロー城にも滞在し、国王夫妻と2026年サッカー・ワールドカップの初戦、日本対オランダの試合をテレビ観戦した。両陛下が他国の王族とサッカー・ワールドカップの試合を観戦するのは、ともに皇太子夫妻だったフィリップ国王とマティルド王妃とそろって日本対ベルギー戦を観戦した2002年以来のことだったという。

日本とベルギーは1866年に修好通商航海条約を締結。ベルギーの外務・外国貿易・開発協力省によると、同国では現在、日本企業280社以上がビジネスを展開しており、自動車、物流、化学、バイオテクノロジーなどの分野でおよそ3万人の雇用を創出している。また、日本はベルギーにとって25番目に大きな輸出先であるほか、欧州以外の国では第4位のサプライヤーになっている。

その両国の良好な関係を反映するように穏やかな笑顔を見せたロイヤルレディたちと、そのまとった華麗なティアラ5本の来歴をご紹介する。

From TOWN&COUNTRY

Geert Vanden Wijngaert / Getty Images

皇后雅子さま

皇后さまは、ベルギー到着前に訪れたオランダでの公式晩さん会でも使用されたスイカズラ(ハニーサックル)をモチーフにしたダイヤモンドの「第三ティアラ」と、それに合わせたネックレスを着用された。

各国のロイヤルの情報を発信するブログ『ロイヤルウォッチャー』は、このティアラとネックレスが合わせて着用されたのは、1990年代以来のことではないかと伝えている。皇后さまはそのほか、ベルギー最高位の国家勲章「レオポルド勲章」のサッシュと星章も着用された。

「第三ティアラ」は1928年、昭和天皇の弟、秩父宮雍仁親王とご結婚された勢津子さまのために、ミキモトによって作られたものとされる。勢津子さまは1937年にロンドンで行われた国王ジョージ6世の戴冠式などで、このティアラを着用している。

1995年に勢津子さまが亡くなられた後、「第三ティアラ」は天皇家に引き継がれ、上皇后美智子さま、皇后雅子さまへと受け継がれている。

BENOIT DOPPAGNE / Getty Images

マティルド王妃

ジョルジオ アルマーニ プリヴェの2026年春夏オートクチュールコレクションで発表されたドレスをまとったマティルド王妃は、お気に入りのティアラのひとつ、王室に受け継がれる「ナイン・プロヴァンス・ティアラ」とダイヤモンドのイヤリングを着用。また、日本の「宝冠章」のサッシュと宝冠大綬章をつけていた。

「ナイン・プロヴァンス・ティアラ」はもともと、1926年に後の国王レオポルド3世と結婚したスウェーデンのアストリッド王女に、ベルギー政府が結婚祝いとして贈ったもの。汎用性の高さで知られるアールデコ様式のこのジュエリーは、一部をバンドーとして使用できるほか、この日の王妃のように、取り外し可能なダイヤモンドのアーチを取りつけ、より豪華なデザインのティアラとして着用することができる。

Geert Vanden Wijngaert / Getty Images

エリザベート王女(皇太子)

ベルギーの王位継承者に与えられる「ブラバント女公」の爵位を持つエリザベート王女は、母のマティルド王妃が所有する「ローレル・リース・ティアラ」をつけて晩さん会に臨んだ。

イギリスのジュエラー、ヘネル&サンズ(Hennel & Sons)が1912年ごろに制作したものとされるこのティアラは、ベルギーの貴族たちが1999年、結婚祝いとしてマティルド王妃に贈ったもの。631粒のダイヤモンドが月桂樹の葉を形作るデザインで、ネックレスとして使用することもできる。この日はエリザベート王女も、ネイビーのドレスの上に日本の「宝冠章」のサッシュと勲章をつけていた。

24歳の王女は、2024年にオックスフォード大学リンカーン・カレッジで歴史学・政治学の学士課程を修了。その後はハーバード大学・公共政策大学院(ケネディ・スクール)に進学し、5月に卒業したばかり。

Geert Vanden Wijngaert / Getty Images

エレオノール王女

サフィヤ(Safiyaa)の淡いピンクのドレスをまとった王女はこの日、初めてティアラを着用した姿を公の場で披露した。そのティアラ、アンティークのダイヤモンドを使用した「ベルージャン・フローラル・スクロール・ティアラ」は、4月に18歳の誕生日を迎えた王女に両親の国王夫妻が贈ったものだという。

20世紀初めにブリュッセルで創業された老舗ジュエラー、コーゼマンス(Coosemans)が制作したこのティアラは、シルバーとゴールドのフレームにローズカット・ダイヤモンドがセットされたデザイン。中央に配されたクローバーの部分は、取り外してブローチとして使用することができるという。

2019年にイタリア・ミラノで行われたオークションに出品されたこのティアラは、2万6000ユーロ(2026年6月25日の為替レートで、約480万円)で落札されていた。

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アストリッド王女

フィリップ国王の妹アストリッド王女は、イタリアの旧王家サヴォイア家の分家、アオスタ家の血筋を受け継ぐ夫のロレンツ王子の家に代々受け継がれてきた「サヴォイア=アオスタ・ダイヤモンド・ティアラ」をつけて出席した。

プラチナのベースにダイヤモンドが配置されたこのティアラは、花と渦巻き模様がモチーフ。1960年代に大幅に作り変えられ、現在のデザインになったとされている。

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