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48歳で元グラビアアイドル(24)と“年の差婚”。紅白に24回連続出場したレジェンドアイドルの現在地

  • 2026.7.20
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2026年5月、プロ野球「広島対ヤクルト」で始球式をする城島茂(C)SANKEI

城島茂の芸能生活は、1通の履歴書から始まっている。少年隊の姿を見たことをきっかけに、自分から履歴書を送り、1986年に事務所へ入った。以来、TOKIOのリーダーとして、またテレビの現場で、長い時間を人前で過ごしてきた人である。

その30年余りのち、2019年の秋に、城島は48歳で結婚を発表し、記者会見の席で自分の私生活を自分の言葉で説明した。長く公の役割を担ってきた人が、私的な暮らしを公に語ったひとつの場面である。

あの席で語られた言葉の手前には、どんな時間の積み重ねがあったのか。まずはそこから見ていきたい。

同じ役割を長く引き受けた時間

TOKIOは1990年に結成され、1994年9月に『LOVE YOU ONLY』でCDデビューした。城島の持ち場はリーダーとギターだった。この役割を、彼はグループの活動とともに長く担っていくことになる。TOKIOは1994年から2017年まで、NHK紅白歌合戦に24回連続で出場。24回連続という数字は、1度の大きな成功では届かない。毎年の活動が途切れなかった結果として初めて成立する種類の数字である。

並行して、日本テレビ系バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』では農業、漁業、建築、重機、調理、地域取材といった作業を長期間にわたって実践してきた。なかでも農業や建築は、短い期間では形にならない種類の仕事である。そうした領域を含めて長期間実践してきたという事実自体が、この番組で城島が引き受けてきたものの性質を示している。

自分で送った履歴書、24回の紅白、年単位で続くDASHの現場。これらを並べたとき浮かび上がるのは、華やかな瞬間の記録ではなく、同じ役割と同じ現場を長く引き受けてきた時間の厚みである。城島の仕事の核はそこにあると、少なくともこの複数の事実は指し示している。

会見で自分の責任として語った言葉

2019年9月、城島は婚姻届を提出し、結婚会見を開いた。相手の元グラビアアイドル・菊池梨沙とは2015年秋ごろ、行きつけの飲食店で友人を介して知り合い、友人期間を経て交際し、離れていた時期もあったと本人は説明している。報道によれば、2019年1月には菊池の実家で両親に結婚の意思を伝え、散歩の途中でプロポーズしたという。

会見でまず報じられたのは、城島48歳、菊池24歳という24歳差の数字だった。しかし、城島は妻を「古風」「真面目」「しっかりしている」と紹介し、人柄に触れるうちに年齢差は関係ないと感じたと語った。2020年2月には第1子となる男児が誕生。その後は、家庭内の順位を「1位子ども、2位妻、3位僕」と語るほどの溺愛っぷりだ。

50歳の母親役が示した可動域

そんな城島は、2021年に50歳で日本テレビ系ドラマ『サムライカアサン』で主演をつとめた。驚くことにその役は、男性ではなく女性で母親役だった。原作は板羽皆の同名漫画で、城島が演じた伊佐木よい子は、大阪の家庭を切り盛りし、高校生の息子を溺愛する母親である。50歳にして初の連続ドラマ主演、しかも性別をまたぐ配役を、城島は引き受けた。

本人は母親役に抵抗がなく、扮装するとさらに役に入ったと述べ、自身の父親としての経験も重ねながら「親として成長できたら」と考えたと語っている。ドラマで演出を担当した内田秀実は、城島なら多面的なオカン像を嫌みなく面白く表現できるという期待を起用理由に挙げた。原作者の板羽皆も、城島のオカン姿が似合いそうだと感じ、家族を思う言葉が優しく温かく響くことへの期待を示した。演出と原作者がそれぞれ城島を名指しで期待を語った仕事だったことが、この2つの説明からわかる。

さらに城島は、主題歌『ココロに花』を作詞・作曲して関ジャニ∞に提供した。TOKIO以外への楽曲提供はこれが初。50歳の時点で、連続ドラマ初主演、女性の母親役、TOKIO以外への初の楽曲提供という3つの初めてが、この1本の作品に重なっていた。その重なり自体が、この時期の城島の仕事の可動域を具体的に示している。

番組で続けてきたことを会社へ

TOKIOは2025年6月25日に解散した。そして2026年1月、城島は株式会社城島ファームを創業し、代表取締役に就いた。会社は農福連携を事業目的に掲げている。

解散と創業は別々の出来事である。ただ、農福連携という会社の事業目的と、『ザ!鉄腕!DASH!!』で長く取り組んできた農業と地域の仕事が、会社という別の器に移されて続いていく形が見えてくる。

現在の活動はタレント、俳優、司会、ラジオ、執筆、地域や農業に関わる仕事に及ぶ。長く続けてきた現場をどう次へつなぐかという課題を、自分の名を冠した会社で引き受けているところに、城島茂の現在地がある。


※記事は執筆時点の情報です

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