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アメリカの名門大学を主席で卒業した【才女】ZIP!で“朝の顔”も務めたタレントとは?

  • 2026.9.21
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2010年2月、自身がプロデュースしたバレンタインチョコの発売記念イベントに出席した関根麻里(C)SANKEI

今から15年前の2011年9月、関根麻里が『森永ケーキミックス』のCMで、サルのキャラクターに扮することが発表された。その名も「楽しモンキー」。着ぐるみ姿で、家族がパンケーキやホットケーキを作る楽しさを伝える役どころだった。

この年の関根は、『ZIP!』で朝の顔になったばかり。音楽番組の進行も、バラエティーも、着ぐるみも似合う。父・関根勤の娘として登場してから5年の間に、テレビのいろいろな場所へ、自然に居場所を広げていた。

大学を卒業して「お笑い」の舞台へ

関根は1984年、東京都生まれ。2006年にアメリカのエマーソン大学を卒業し、浅井企画に所属してタレント活動を始めた。大学を首席で卒業した経歴の持ち主だが、趣味にはお笑いライブやミュージカルの鑑賞も並ぶ。

その年には、父が座長を務める舞台『カンコンキンシアター』にも出演した。お笑いを楽しむ側から、実際に舞台へ出る側になる。父の名前とともに注目される新人が、まずお笑いの現場に立っていたというのは、関根のその後によく似合う出発だ。

2007年からは、NHKの音楽番組『MUSIC JAPAN』でナビゲーターを担当。同じ年に始まった紅白応援隊の仕事も続いた。歌手を迎え、歌や番組の魅力を伝える役目である。にぎやかな場で一緒に笑うだけでなく、次の出番へ話を渡す人にもなっていった。

英語が使えるという特技は、言葉の壁がある場で頼りになる。しかし関根の場合、語学力だけが別枠の能力として目立つのではなく、音楽や映画が好きな本人にとって、相手の話を聞ける楽しさと結び付いて見える。学歴の印象と、テレビでの親しみやすさが離れていないところがいい。

歌手デビューでも英語を自分の仕事に

2010年には、シングル『ありがとう』で歌手デビューもした。曲を作ったのは放送作家の倉本美津留。カップリングには、関根自身が英訳した『Thank You』も収められた。

音楽番組で歌手を紹介していた人が、自分でも歌う。しかも英語版では、歌詞を別の言葉へ移す作業にも関わった。英語が得意だという紹介を、実際の作品に変えている。タレントの意外な挑戦というだけでなく、それまで持っていたものを使える仕事だった。

そして2011年には、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』のサブMCに起用される。春には、日本テレビの新しい朝の情報番組『ZIP!』で、桝太一アナウンサーと総合司会を務めた。

歌番組のナビゲーターから、所ジョージと組むバラエティー、平日の朝の情報番組へ。番組ごとに話題や隣に立つ人は変わるが、相手を迎える仕事が続いている。見る側も、関根がいれば、構えずに番組へ入っていけそうな気がする。その親しさが、日々顔を合わせる朝の時間に合っていた。

着ぐるみ姿も似合ういつもの明るさ

そんな2011年の秋に登場したのが、楽しモンキーだった。CMでは、関根の合図でレタスや卵などの食材が踊りだし、家族が手作りのパンケーキを楽しむ。関根自身も、手作りすることの楽しさを伝えたいと考えた。

朝の司会を務める人が、今度はサルの姿で食卓をにぎやかにする。仕事の幅は大きいのに、いつもの関根と遠く離れた役には感じられない。料理を詳しく解説する役よりも、一緒に作ってみたくなる気分を届ける役なのだ。

大学を卒業して笑いの舞台に立ち、音楽を紹介し、自分でも歌い、朝の番組を始める。5年間の仕事をたどると、知識や特技のある人が、楽しそうにそれを使う姿が残る。2011年の着ぐるみ姿も、その歩みの中にある。立派な肩書を増やしても、気軽に笑える距離を失わない。関根麻里がテレビのいろいろな席に似合う理由は、そこにもありそうだ。


※記事は執筆時点の情報です

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