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「電話に出てくれ」妻の急な入院で、ワンオペ家事の地獄を知った夫。5日後、退院時に放った『最初の言葉』

  • 2026.6.24

妻が急な体調不良で入院、夫が育児・家事をワンオペですることになったら──。
筆者の友人が入院時に経験したエピソードを紹介します。

画像: 「電話に出てくれ」妻の急な入院で、ワンオペ家事の地獄を知った夫。5日後、退院時に放った『最初の言葉』

いつも元気だった私が救急搬送

私は昔から大きな病気もケガもなく、健康には自信がありました。

夫と結婚してからも風邪ひとつひかず、妊娠中のマイナートラブルもほとんどなし。スピード出産で、産後の肥立ちの良かったことは周囲に驚かれるほどでした。

そのような私が体調を崩したのは、突然のこと。
いつものように子どもたちと夫を送り出し、家の片づけをして職場へ向かいました。職場についたとたん体調が悪くなり、そのまま救急搬送されてしまったのです。

夫に入院セットの指示を出す

救急車に乗るのは人生で初めて、入院も初めて。夫にこのことを連絡すると、すぐに病院へ飛んできてくれました。

入院のための書類は私が自分で書きましたが、入院セットや必要なものなどは夫に持って来てもらうことに。メモを渡すと「わかった!」と帰って行った夫ですが、何度も着信とメッセージがスマホに流れてきました。

「パジャマってどれ?」
「印鑑どこ?」
「新しい歯ブラシってない?」

何一つ場所がわかっていない夫に、「パジャマはクローゼットの3段目」「印鑑は電話台の引き出し」「新しい歯ブラシは洗面所の上の棚」など、一つ一つ場所を送信しました。

急に訪れた一人きりの時間

大荷物で病院へ戻ってきた夫。

退院は5日後と言われたため、その間の家のことや子どもたちのことは夫に任せることに。幸い、作り置きしたおかずや冷凍食品などがたくさんあったので、それを使いながら家事を回してもらうことにしました。

体調不良とはいえ、急に訪れた一人きりの時間。夫に持ってきてもらったタブレットで映画を見たり、のんびりと過ごしました。

夕方になると子どもたちから「自分で洗濯物畳んだよ!」「今日のごはんは、ママが作ってくれてた肉じゃがでーす!」と、写真付きでメッセージが送られてきました。

早く家に帰りたい……子どもの成長を感じながら、そう思ったのです。

家事・育児の大変さをわかってくれた夫

退院の日。有休をとって迎えに来てくれた夫は、ものすごくくたびれているようすでした。

退院の手続きをして車に乗り込むと、すぐさま夫がこう言いました。

「あの……いつも本当にありがとう」
「入院中、本当に大変でさ」

苦笑いしながらつぶやく夫。

これまで家事はほぼ私がこなしていました。仕事・育児・家事を全てしたことで、改めて私の大変さがわかったと言います。夫が謝罪と感謝を織り交ぜつつ「こんなに大変だと思わなかった」と私の苦労をわかってくれた言葉に、とても嬉しくなりました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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