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「うちもその辺に引っ越そうかと思ってる」と私の引っ越し先についていこうとするママ友。非常識な態度に絶句

  • 2026.6.25

コピーされ続けた半年

子供が幼稚園に上がってから一番仲良くなったのが、同じクラスの母親だった。

話しやすいし、子供同士も気が合う。最初の数か月は心地よい距離だった。

違和感が走ったのは、私が新調したバッグを持って登園した翌週。送り迎えで現れた彼女が、寸分違わぬ同じ型のバッグを下げていた。

「偶然かな」と思ったのも一瞬で、似たことが連鎖した。

SNSに載せた我が子の水筒、雑談で漏らした習い事の名前、夏前に変えたばかりの私の髪型まで、二、三週遅れでなぞるように揃えてくる。

指摘するのも変な空気になりそうで、私はだんだん投稿を絞っていった。鍵をかけてからは、よりはっきりした。投稿していない情報まで、彼女はなぜか把握していた。

その流れの中で、彼女のセリフが妙に細かいことに気づきはじめる。

「この前ご主人見かけたよ」

言われたのは平日の昼前だった。夫の勤務先はうちから二駅離れている。

たまたま近くを通った帰りに見かけたのだという。曖昧に笑って受け流したけれど、なぜ顔まで覚えているのかが引っかかった。

夫はSNSにほぼ顔を出さない。それでも彼女は、迷いなく特定できる距離感で話していた。

家族にしか話していなかったのに

決定的にゾッとしたのは、子供を遊ばせていた公園のベンチだった。

我が家は来年の春に向けて引越し先を二か所まで絞り込んでいて、最終候補のエリアは夫と義両親にしか伝えていない。話題に上げた覚えもない。なのに彼女は、ジュースを飲みながら何でもないことのように口にした。

「うちもその辺に引っ越そうかと思ってる」

息が止まった。返事ができないでいる私に、彼女は続けてもう一つ放り込んできた。

「いつも行くスーパーって○○だよね?」

その店は隣の学区にある。週末に夫と寄るだけで、ママ友の前で名前を出した記憶がない。思い返せば、夫の目撃情報、休日の動線、子供の習い事の曜日、家族の体調まで、彼女は会話の端々で当ててきていた。

一つ一つは「偶然」で説明できる。だが束ねた瞬間、誰かにずっと張り付かれていたような感覚に背筋が凍った。

その日の夜、SNSのアカウントを全部非公開に切り替え、送迎の時間も意識してずらした。挨拶だけは普通に返しながら、踏み込まれそうな話題は一切しないと決めた。

「仲良し」だと思っていた半年のあいだに、私はどこまで見られていたのだろう。彼女の笑顔を思い出すたび、家のカーテンを閉める手がいまも少し震える。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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