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「親が正しい」と言われ苦しい。「あんたは昔から素直じゃない」否定してくる実母に本音をぶちまけた結果

  • 2026.6.21

これは友人のA子に聞いた話です。長年、実母の価値観を押し付けられてきたA子が、ついに感情を抑えきれず本気の喧嘩に発展。我慢をやめ、自分の人生の線引きを言葉にしたことで、親子関係が大きく変わる結果となりました。

画像: 「親が正しい」と言われ苦しい。「あんたは昔から素直じゃない」否定してくる実母に本音をぶちまけた結果

積み重なっていた小さな否定

私は昔から、母の言葉に小さな違和感を抱えながら過ごしてきました。
母は何かにつけて「普通はこうするもの」「私の頃はそれが当たり前だった」と言い、自分の価値観を当然のように正解として押し付けてきました。
進路、仕事、人付き合い、どんな話題でも、私の考えより母の意見が優先される空気がありました。
私は反論すると面倒になると分かっていたため、笑って流し、「そうだね」と相づちを打つことを覚えていきました。
親子なんだから仕方ない、そう自分に言い聞かせながら、違和感を飲み込む日々が続いていたのです。

引き金になった決定的な一言

ある日、私が熟考の末に自分で決めた選択について話したときのことです。
話し終える前から、母は腕を組み、「そんな考え方、甘すぎる」と即座に切り捨てました。
さらに「どうせ失敗するに決まってる」と、結果まで断定してきたのです。
その言い方には心配の温度はなく、見下したような響きがありました。
私は思わず、「なんで最初から否定するの?」と聞き返しました。
すると母は、ため息交じりに「親の言うことが正しいに決まってるでしょ」と言い放ったのです。
その瞬間、胸の奥で長年溜まっていた感情が、一気に弾けました。

感情むき出しの本気の喧嘩

私は声を抑えきれず、「それはおかしい」と叫びました。
「正しいかどうかを決めるのは、私の人生なんだから私でしょ」
母もすぐに語気を強め、「あんたは昔から素直じゃない! だからうまくいかない」と過去のことまで持ち出してきました。
その言葉に、私の我慢は完全に限界を迎えました。
これまでは関係がこじれるのを恐れて自分を押し殺してきましたが、この日ばかりは涙と一緒に、これまで抱えていた寂しさや悔しさをすべて言葉にしました。
母も感情的になり、二人の声はどんどん大きくなり、部屋の空気は張り詰めていきました。
これはもう、遠慮のない本気の喧嘩でした。

私が線を引いた決着の言葉

言い合いが一段落したとき、私は深く息を吸い、震える声で言いました。
「親でも、私の人生を決める権利はない」
その言葉に、母は初めて言葉を失いました。
私は続けました。「意見を聞くことと従うことは違う。否定され続ける関係はもう嫌」
はっきりと線を引いた瞬間でした。
母はしばらく黙り込み、視線を落としたまま、「そんなふうに思わせてたなら、ごめん」と小さく言いました。
それ以来、母は以前のように決めつけることは減り、私の話を最後まで聞くようになりました。
A子は、「あの喧嘩は本当にしんどかったけど、言い切った瞬間、心の底からスカッとした」と話していました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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