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「シール貼ってたもん」消えた限定おもちゃをママ友の家で発見→剥がした跡を見つけ、問い詰めた結果

  • 2026.6.20

気さくなママ友と、消えたおもちゃ

子どもが幼稚園に通っていた頃、仲のいいママ友グループがあった。

その中の一人は気さくで、面倒見もいい人だった。私も特に警戒することなく、自宅に招くこともあった。

「お邪魔しまーす。お茶、私が淹れようか?」

「気をつかわないでくださいよ」

そんな間柄だった。事件が起きたのは、ある日のことだ。子どもが大切にしていた限定版のおもちゃが、家からなくなった。

「ママ、あれどこ?ぼくの、ないの」

家じゅうを探したが、どこにもない。子どもは泣いて落ち込んでしまった。珍しい品で、もう手に入らない。私も一緒になって、何日も心当たりを探し続けた。

ママ友宅で見つけた、同じもの

数週間後、そのママ友の家で子どもを遊ばせていたときだ。棚の上に、見覚えのあるものが置かれていた。あの限定版のおもちゃと、まったく同じものだった。

「あれ、それ……」

「あー、それね。うちの子も気に入ってるの」

珍しい商品だから、つい目が留まった。

でも世の中に一つだけのものではない。偶然同じ物を持っているのかもしれない。

私はそう、自分に言い聞かせた。

ところが帰宅した子どもが、こともなげに言ったのだ。

「あれ、前にうちにあったやつだよ」

「シール貼ってたもん」

無邪気な声だった。子どもは、自分の宝物に目印のシールを貼っていた。私と一緒に貼った、あのシールを。あのおもちゃの裏に。

剥がされた跡と、二転三転する答え

私はその日、ママ友宅で撮った何気ない写真を見返した。

棚のおもちゃが、隅のほうに小さく写り込んでいる。

拡大して、息が止まった。子どもがシールを貼っていたはずの場所に、何かを剥がしたような跡が、うっすらと残っていたのだ。

「……これ」

後日、それとなく話を振ってみた。同じおもちゃ、どこで買ったんですかと。

すると彼女の答えは、不自然に揺れた。

「ああ、フリマアプリで買ったの」

「あれ、親戚の子からもらったんだったかな」

言うたびに、入手先が変わっていく。

それでいて、彼女の口調はずっと穏やかなままだった。

「そんなに気になる?同じ物なんて、いくらでもあるでしょ」

逆に、こちらが疑い深い人間みたいに思えてくる。私は、それ以上問い詰めることができなかった。彼女は最後まで、何も認めなかった。

それからしばらくして、別のママ友の家でも物がなくなったという話を耳にした。

気づけば、彼女の周りからは一人、また一人と人が離れていった。私もその一人だ。真相は、今もわからない。ただ、あの家に子どもを連れて遊びに行くことだけは、二度となかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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