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防災にも役立つアウトドア用品 まずはこれから揃えよう<後編>

  • 2026.6.5

防災の観点も踏まえ、まずはじめに揃えたいアウトドア用品を紹介する2回シリーズの後編です。

①食器類

前回、調理する道具類のところでご紹介したコッフェルも、ふたがお皿を兼ねているものが多いのですが、複数の料理を取り分けたい時などに食器類を別途持っていた方が便利です。アウトドアメーカーが出している食器類は軽くて頑丈、割れない素材のものが多いので、マイ皿持参のパーティーや、ピクニックなどにも重宝します。ステンレス、チタン、アルミのほか、陶器のような肌触りの琺瑯(ホーロー)、軽くて丈夫なメラミン、木製、竹製など種類も豊富です。

わが家は、10年ほど前に購入した、シェラカップと呼ばれる取っ手付き金属製カップのほか、モンベルのアルパインスタッキングプレート(税込み660円)と、アルパインスタッキングボウル(税込み660円)をいまも愛用しています。初回購入時、まだ息子が2歳だったので軽くて割れにくく、比較的安価で買い足し、買い替えもしやすいプラスチックのものを選びましたが、耐久性と耐熱性を考えるならステンレスやチタンのものがお勧めです。家族構成や利用シーンをイメージして、自分たちの求める機能やデザインに合わせて素材を選ぶといいですね。

このほかに経木(きょうぎ)を常備しています。経木とは、天然の木材を薄く紙のように削り出したもの。無添加で化学的な加工をしておらず、木材本来の持つ穏やかな抗菌作用や調湿作用も魅力です。身近なところではたこ焼きを購入した時に、たこ焼きが入っている舟などに使われています。皿代わりに使うもよし、おむすびなど食品を包むのもよし。肉類をカットする際、まな板の上に敷くのもよし。工夫次第でいろいろな形に加工もできて、多様な用途に活用可能。100枚程度で1,000~2,000円ぐらいの価格帯なので、ラップと併せて防災用にも備蓄しておくと便利です。

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②グランドシート+ロープ

キャンプ道具の中で多方面に活躍してくれるのが、実はこのグランドシートとロープです。グランドシートは、レジャーシートより防水性と耐久性が高いのが特長です。テントを張る前にグランドシートを下に敷いておけば、テントの底を傷や汚れ、浸水、底冷えから守ってくれます。グランドシートの上に道具類を置く際、半分ほどスペースをあけておくことで、急な雨の際、道具類の上にかぶせて守ることもできます。大人数でのピクニックの時も、大きめのグランドシートがあればレジャーシートを忘れた人とシェアできるし、荷物置き場にもなります。グランドシートとロープがあれば、一時的な雨よけや日よけを作ることもできます。

そして、テント・タープの設営や、道具が破損した際の応急処置など、幅広い状況で役立つのがロープ。木々の間やテント内に張って洗濯ロープとして活用したり、食器や毛布などをまとめたりと、多様な用途に使えます。併せて、よく使う結び方を練習してマスターしておくと、アウトドアシーンだけでなく、日常生活でも活用できますよ。

③サンシェードテント・ポップアップテント

サンシェードテントやポップアップテントは、是非一つ持っておきたいところ。一般的なテントに比べると、防水性や防風性などの点で寝泊まりには不向きですが、軽量コンパクトで持ち運びしやすく、設営が簡単という特長があります。ピクニックやビーチに行った時に荷物置き場として活用できるのはもちろん、プライバシーを守れるので着替えや、赤ちゃんがいるご家庭なら授乳時にも使えます。また、被災時の避難生活でプライベートな空間を確保したい時にも利用できると思います。

いろいろな種類がありますが、いまわが家が使っているのは、チャムスのブービー サンシェード。ポールを通すだけで簡単に設営できるので、初心者でも安心ですが、2021年発売のモデルで現在は販売されていません。入手可能な現行モデルのブービー ポップアップサンシェード(2人用が税込み10,780円、3人用が同14,080円)は3カラー展開して、好みに合わせて選べます。コールマンロゴスなどほかのメーカーでも様々な種類が販売されているので、ぜひ、お気に入りを探してみてくださいね。

アウトドアのものは丈夫で長持ちするものが多いので、長く愛用できるのも魅力です。お気に入りアイテムを見つけて、「いつも」にも「もしも」にも活用してみては。

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<執筆者プロフィル>
水野佳
保健師 / オートキャンプ歴9年
学生時代にはバックパックを担いでフィールドワークや旅に出かけ、バングラデシュでの井戸掘りなども経験。旅やアウトドアでの知識や経験を防災活動に繋げる。産業保健師として企業勤務時に、救命講習やBCPなどの企画・運営にも関わった経験も持つ。

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