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もしもの時、ふたりで話してる? 防災で確認したいこと

  • 2026.7.3

地震や台風、大雨などの自然災害は、いつ起こるかわかりません。防災グッズや備蓄を準備している人はいても、「災害が起きたらどこで合流する?」「連絡が取れなくなったらどうする?」といったことまで話し合っているカップルは意外と少ないもの……

同棲中や結婚後はもちろん、これから一緒に暮らすことを考えているふたりにとっても、防災は身近なテーマ。非常時だからこそ見えてくる生活の課題や価値観について、ふたりで確認しておきたいポイントを紹介します。

災害はある日突然やってくる

日本は地震や台風、大雨などの自然災害が多い国です。ニュースで被害の様子を見るたびに、「自分たちも備えなければ」と感じる人もいるのではないでしょうか。

一方で、日々の仕事や家事に追われるなかで、防災についてじっくり考える機会は意外と多くありません。準備しておかなければならないとわかっていても、「自分に関係ないかもしれない」「自分は大丈夫」と考えてしまうこともあるでしょう。
こうした心理は『正常性バイアス』と呼ばれ、災害の危険があっても「自分は大丈夫」と考えてしまう傾向のことを指します。そのため、必要性を感じていても、準備が後回しになってしまうことも少なくありません。

しかし、災害はある日突然やってきます。特に、同棲中や結婚後のカップルはもちろん、これから一緒に暮らすことを考えているふたりにとっても、防災は身近なテーマ。災害が起きてから慌てないためにも、普段からできる備えについて考えておきたいですね。

ふたりで確認しておきたいこと

災害が発生したとき、どのように行動するかをふたりで話し合ったことはありますか?

自宅が安全な場合は在宅避難という選択肢もありますが、建物の損壊や浸水などによって避難が必要になるケースもあります。いざという時は冷静な判断が難しくなるため、避難場所や連絡手段など、確認できることは事前に共有しておくと安心です。

まず確認しておきたいのが、避難場所です。自宅周辺の指定避難所や広域避難場所を調べておくだけでなく、実際にどのルートで向かうのかも確認しておくと安心です。

また、災害時には通信障害によって電話やメッセージがつながりにくくなることがあるため、連絡が取れなくなった場合に備え、災害用伝言ダイヤル(171)や、携帯電話会社が提供する災害用伝言板サービスなど、非常時に利用できる連絡手段について確認しておくのもオススメです。

さらに、仕事中や外出中など、別々の場所にいるときに被災する可能性も踏まえて「連絡が取れない場合はどうするか」「どこで合流するか」などをあらかじめ話し合っておくことで、非常時にも落ち着いて行動しやすくなります。

意外と見落としがちな備え

災害時には避難所へ移動する場合だけでなく、自宅で生活を続ける「在宅避難」という選択肢もあります。どちらの場合でも、停電や断水、不自由な生活が続く可能性があるため、非常食や飲料水、常備薬以外にも備えておきたいものがあります。
ここでは、意外と見落としがちだけれど、災害時の暮らしを支えてくれる備えを紹介します。

モバイルバッテリー、手回し・ソーラー充電器
停電時でもスマートフォンは充電できるようにしておきたいもの。情報収集や家族との連絡手段を確保するためにも役立ちます。

携帯ラジオ
停電や通信障害が発生した際、災害情報を入手する手段として活躍します。電池式や手回し式のものがあると安心です。

ランタン・懐中電灯
停電時の明かりとして役立ちます。懐中電灯は避難時や移動時に、ランタンは部屋全体を照らしたい時に便利です。スマートフォンのライトでも代用できますが、バッテリー消費を抑えるためにも、ランタンや懐中電灯を用意しておくと安心です。

非常用トイレ
断水時には自宅のトイレが使えなくなることがあります。食料や飲料水に比べて見落とされがちですが、早めに備えておきたいアイテムです。

大型の保冷剤
停電時に冷蔵庫やクーラーボックスの保冷に役立ちます。冷凍庫に常備しておけば、食品の傷みを遅らせることができます。100円ショップや量販店で購入可能。

衛生用品・スキンケア用品
マスク、汗拭きシートやドライシャンプー、ウェットティッシュ、口腔ケアシート、マウスウォッシュ、オールインワンジェルなど。断水や避難生活が続くと、清潔を保つことが難しくなります。こうしたアイテムは衛生管理だけでなく、気分転換やストレス軽減にも役立ちます。

生理用品
生理用品は、災害時に必要な数を十分に確保できるとは限らないため、普段使っているものを少し多めに備蓄しておくと安心です。女性本人だけでなく、パートナーも必要な備えのひとつとして認識しておくとよいでしょう。

ハサミやカッターナイフ、ペン、メモ
食品の袋を開けたり、ガムテープを切ったり、荷物を整理したりと出番の多いアイテム。普段は何気なく使っているものだからこそ、手元にないと不便を感じることがあります。また、スマートフォンが使えない状況に備え、ペンとメモも用意しておくと安心です。

ペット用品
ペットがいるなら、ペットフードや飲み水、キャリーケース、ペットシーツ、常備薬なども忘れずに。避難所によって受け入れルールが異なるため、事前に確認しておくと安心です。

避難時に使う履物
地震でガラスや家具の破片が散乱した場合に備え、普段から履き慣れたスニーカーや丈夫なスリッパを取り出しやすい場所に置いておくと安心です。また、大雨などで道路が冠水した場合は、長靴よりも脱げにくいスニーカーの方が歩きやすいとされることもあります。

防災というと「命を守るための備え」が注目されがちですが、避難生活や停電・断水が続くなかで、心身の負担を少しでも減らす工夫も大切です。便利な暮らしに慣れているからこそ、不便さによるストレスは想像以上に大きいもの。自分たちの暮らしを振り返りながら、あると安心できるものを考えてみるのもよいでしょう。

ふたりではじめる災害対策! 安心安全な生活のために-->

「今しかない」を楽しむという贅沢

防災について考えることは、非常時の対応を決めるだけではありません。どんなことに不安を感じるのか、何を優先したいのかを知る機会にもなります。

たとえば、「非常食は多めに備えておきたい」「停電対策を重視したい」「ペット用品は十分に用意したい」など、重視するポイントは人それぞれ。どちらが正しいということではなく、お互いの考えを知り、ふたりに合った備えを考えることが大切です。

防災用品や備蓄は、使わずに済むことが理想ですが、もしもの時に備えて話し合い、準備しておくことは、ふたりの暮らしを守ることにもつながります。

パートナーとしっかり防災対策を! 「ふたりで話したい防災のこと10」公開-->

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