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料理ができない俺が、彼女を3日間既読スルーさせた末に勇気を出して送ったひとこと

  • 2026.6.4
ハウコレ

俺には付き合って2年になる彼女がいます。ここ数カ月は繁忙期で残業続きでした。彼女には心配をかけたくなくて忙しさを隠していたのですが、ある日のメッセージのやりとりから、彼女との関係がぎくしゃくしてしまったのです。

「明日連絡する」と送ったきり

先週、彼女から「今日寄ってくれない?風邪気味で…」とメッセージが届きました。本当はすぐにでも会いに行きたかったのですが、その日は終電まで仕事が残っていて「ごめん、今日無理。明日連絡する」と返したのです。

翌日、客先のトラブル対応で頭がいっぱいになり、夜になって彼女に連絡することをすっかり忘れていました。気づいたのは、その翌日の夜です。彼女から「私のこと、面倒くさい?」というメッセージが届いていたのです。

「もういい」のあとの沈黙

咄嗟に「そういうわけじゃないけど、今忙しいんだ」と返してしまいました。書き終えた瞬間、これは間違ったと気づいたのです。

彼女からの返事は「もういい」のひとことだけでした。

翌朝、慌てて「ごめん」「電話できる?」と送りましたが、返事は来ません。次の日も、その次の日も同じでした。3日目になると、自分の不甲斐なさを並べて謝るメッセージすら彼女には届かないのだとわかってきたのです。

彼女の味噌汁を思い出して

眠れぬまま朝を迎え、冷蔵庫を開けながら、ぼんやり彼女のことを考えていました。前に俺が体調を崩したとき、彼女がうちに来て味噌汁を作ってくれたことがあります。亡くなった母が作っていた味によく似ていて、思わず「お袋の味に似てる」と言ったのを覚えていました。

今度は、俺が作る番ではないのか。そう思った瞬間、迷いが消えました。料理はほとんどしたことがありません。それでも、味噌汁くらいなら作れるかもしれない。スマホを開いて、何度も文面を打ち直したのです。

そして...

「味噌汁の作り方教えて」

送るまでに30分以上かかりました。既読がつき、しばらくして「具材は?」と返事が来たのです。思わず、その場でスマホを握り直したのを覚えています。

「君が風邪のとき作ってくれたやつ。豆腐とわかめ」と返し、彼女から以前教わったレシピで鍋の前に立ったのです。電話越しに「今、君の家に持っていきたくて」と伝えると、彼女は短く笑いました。

鍋を抱えて電車に乗りながら、ちゃんと言葉で謝るのが下手な自分を、これからは少しずつでも変えていこうと、そう思ったのです。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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