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「私の方が絶対モテるから」と豪語していた友人。だが、同窓会で意中の男に即答で振られた瞬間

  • 2026.6.1
「私の方が絶対モテるから」と豪語していた友人。だが、同窓会で意中の男に即答で振られた瞬間

何かにつけて一言多い友人

学生時代からの友人グループに、ちょっとしたマウントを取るのが癖の子がいる。

誰かが旅行の話をすれば「私は去年そこより全然いいところに行ったよ」と割り込み、誰かが新しい仕事を始めたと話せば「その業界って将来どうなのかな」と水を差す。

恋愛の話題になると、決まってこう繰り返した。

「私の方が絶対モテるから」

悪意からではないのは分かっている。

でも集まるたびに誰かが微妙な顔をするのに、本人はさして気にする様子がない。

彼女には、高校時代からずっと気になっている男性がいる。

同じグループの端にいる、穏やかでおっとりした雰囲気の人だ。

会うたびに彼女は猛アプローチをかける。

その様子も、グループの中では半ば恒例になっていた。彼も毎回それとなく受け流していたけれど、私たちはいつも苦笑いしながら見守っていた。

宴席で止まった会話

30代になって久しぶりに開いた同窓会は、駅近くの居酒屋の個室だった。

十数人が集まり、料理が揃った頃には話し声と笑い声が重なり合っていた。

そこで彼女はいつものように彼の隣に陣取り、共通の昔話から始めて少しずつ距離を縮めていった。

見ていると、今夜こそはと思っているのが伝わってくるようだった。

連絡先を交換しようと切り出したとき、彼は少し間を置いてから静かに言った。

「ごめん、正直タイプじゃないんだ」

会話が止まった。周囲の何人かもそれとなく耳を傾けていたから、静寂はほんの一瞬だったけれど確かに漂った。

彼女の表情が固まり、手元のグラスを持ったまま視線が泳いだ。

それまでのエネルギッシュさはどこへやら、言葉が出てこない様子だった。

慰めながら、胸の奥でスカッとした

隣に座っていた友人が「気にしないで、次の料理来たよ」と明るく話題を変えた。

私も「大丈夫?」と背中に手を置いた。彼女はほどなく表情を立て直し、席はまた賑やかさを取り戻した。

表向きには何事もなかったように流れた夜だった。

でも、帰り道に友人のひとりと並んで歩きながら、ふたりそろって「あれ、ちょっとスカッとしたよね」と小声で笑い合った。

彼女のことは嫌いではない。

ただ、いつも誰かの話に水を差してきた彼女が、自分の番になって同じように言葉に詰まる場面を見てしまうと、どうしても胸の奥がほんの少し軽くなってしまうのだ。

慰めの言葉と本心が、あの夜だけは正反対だった。それを二人だけで確かめ合えたことが、今でも少しおかしく、少し温かい記憶として残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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