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「かつらを投げつけて…」中村獅童、歌舞伎を辞めて会社員になった父は「初舞台から、ずっと僕の舞台見たことなかった」

  • 2026.5.28
徹子の部屋
ABEMA TIMES

歌舞伎役者・俳優の中村獅童が、早くに歌舞伎を辞め会社員になった父親について言及した。

【映像】会社員だった父

獅童は、5月26日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)に出演。名女形3代目・中村時蔵の孫でありながらも、父親が早くに歌舞伎を辞めてしまったため後ろ盾がなく、なかなか主役を取ることができずに苦労を重ねた時代を振り返った。

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黒柳が「獅童さんがお生まれになった頃は、お父様は会社員でらしたんですってね?」と尋ねると、獅童は「歌舞伎役者の、一応血はあるんですけど、親がいないので。弟子入りするわけにもいかないので、非常に中途半端な立場でございまして」と背景を説明。

「好きで入った世界なんですけど、まあ18、19になると、これからのこと…会社の方といろいろお話しする中で『なかなか獅童さんは主役とっていくの難しいですよ』っていうことを言われたんですね」と苦しい時代を振り返った。

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そこで黒柳は「お父様は、なんで歌舞伎をやめることになったんですか?」と質問。獅童は「兄弟で…大勢で、並びのお役だったんですけど」と口を開くと、「弟たちが、叱られたそうなんですよね、大先輩に。その時に、まあ、カッコつけたんでしょうね。かつらを投げつけて『もう俺はやめた』って言って、そこからもう二度と歌舞伎界に戻ってこなかったという」と大笑い。

黒柳も笑いながら「何歳でいらしたんでしょうね?その時」と聞くと、獅童は「多分小学生ぐらいだったと思うんですよ。祖母の小川ひなが説得しても、松竹の方が説得しても、もう『嫌だ』って言って、そのままやめちゃったんです」と説明。「意志の強い方ですね、ずいぶん」とフォローすると獅童は「頑固だったんですね」と笑った。

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そんな背景もあり、獅童が歌舞伎を始める際には「『やるのは自由だけど自分は歌舞伎の世界の人間ではないので、手助けすることはできないよ』というようなことを言ってましたね。なので初舞台から、ずっと僕の舞台見たことなかったんですよ」と語った。

しかし「主役をやらせていただけるようになって、ある時幕が開いたら、まだ僕は何もしてないのにものすごい勢いで拍手する方がいらっしゃったんで。随分熱心なファンの方なんだなと思って見たら、うちの父だったんですよね」と衝撃のエピソードを披露。

「主役をやるようになってから、隣に座っていらっしゃるお客様にも『あれはうちのせがれなんだよ』って自慢するような、可愛い父でしたね」と話すと、黒柳も大爆笑。

黒柳が「お父様も、やめちゃったってことにやっぱり悔いがあったのかしら?それは」と推し量ると、獅童も「まあ、そうですね…私が歌舞伎役者をやっていく上でなかなか役がつかなかった時なんかは、そういったジレンマみたいなものは、あったかもしれないですね」と亡き父に思いを馳せた。
(『徹子の部屋』より)

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