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「えっ、20代なのに白髪…?」と落ち込む前に。若白髪になる「本当の原因」と今すぐできる正しいケア

  • 2026.5.24
Getty Images

ある朝、鏡を見ていてキラリと光る白髪を見つけてショックを受けたことはないだろうか。まだ20代なのにどうして? と不安になるかもしれない。でも、安心してほしい。20代で白髪ができるのは、決して珍しいことではないのだ。

<専門家の紹介>モナ・ゴハラ医師(Mona Gohara, MD):認定皮膚科医。

「20代の白髪は遺伝の影響を受けている可能性がある。つまり、両親や祖父母の白髪が早かった場合、あなたもそうなる可能性が高いのだ」と認定皮膚科医のモナ・ゴハラ医師は語る。今回は、髪が白くなるメカニズムと、その原因について科学的な視点から深掘りしてみよう。

そもそも、なぜ髪は白くなるのか?

シンプルに言うと、あなたの髪の色は、遺伝子コード(つまり両親から受け継いだもの)によってあらかじめ決められたメラニンの量と組み合わせによって決定されている。このメラニンを作り出す細胞の働きが変化することで、髪の色に影響が出るのだ。「毛包でのメラニン生成は、時間の経過とともに減少していく」とゴハラ医師は説明する。メラニンが少なくなると髪はグレーに、そして完全に作られなくなると真っ白になる仕組みだ。加齢とともに誰にでも起こる自然な変化だが、それが20代という早い段階で起こるのには、いくつかの理由がある。

遺伝的要因:家族の歴史をチェックしてみよう

白髪が早くから生え始める場合、多くは遺伝が関係している。あなたの両親や祖父母の髪の変化について思い出してみよう。もし家族の中に「若白髪」だった人がいるなら、あなたにもその体質が遺伝している可能性が高いのだ。髪が細くなる時期やスピードが遺伝によって決まっているように、白髪のタイミングもDNAに刻まれている。海外のデータによれば、50歳までに男女の半数が、少なくとも50%の白髪を持つようになるという。若白髪はあなたの個性の一部であり、決して恥ずかしいことではないのでポジティブに受け止めていこう。

栄養不足や健康状態が引き金になることも

遺伝以外にも、健康状態や特定の栄養素の不足が若白髪の原因になることがある。「ビタミンB-12の欠乏、甲状腺のトラブル、あるいは下垂体の問題が若白髪につながるケースもある」とゴハラ医師は指摘する。また、20歳未満で若白髪のある人を対象とした海外の研究では、血中の銅レベルが低い傾向にあることが示された。もし自分が銅不足かもしれないと感じるなら、食生活を見直してみるのもひとつの手だ。日本の食卓にも並びやすい貝類(カキなど)や、種実類、ナッツ、魚などを意識して取り入れて、内側から髪をサポートしてみよう。

ストレスと白髪の意外な関係性

「ストレスを溜めると白髪が増えるよ!」なんて言葉を、これまで何度も耳にしたことがあるはず。これって本当なのだろうか? 答えは「イエスでもありノーでもある」だ。科学的な結論はまだ出揃っていないものの、「ストレスは、髪の色に関わる幹細胞の枯渇(こかつ)に寄与することが示されている」とゴハラ医師は言う。日々の仕事や人間関係でプレッシャーを感じやすい20代。忙しい毎日の中でも、ヨガや瞑想、好きな音楽を聴くなど、自分なりのリラックス方法を見つけて、心と体をしっかり休ませてあげる時間を作ることが大切だ。

喫煙習慣がもたらす髪へのダメージ

タバコが健康に与える影響として、がんや心疾患、肌のシワなどはよく知られているが、実は髪にも深刻なダメージを与えているのをご存知だろうか。アメリカのクリーブランド・クリニックによると、喫煙は臓器だけでなく、DNAの働きにまで深く影響を及ぼすという。驚くべきことに、タバコを吸う人は、吸わない人に比べて若白髪になる確率が2.5倍も高いというデータがあるのだ。美しい髪と健康な体を手に入れたいなら、禁煙を目指すのがベストな選択だ。これを機に、自分自身のライフスタイルを一度見直してみてはいかがだろうか。

※この記事は『Cosmopolitan US』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

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