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fg/mL感度、実験工程を2時間に短縮! Cloud-Clone「Cloud-Clone」

  • 2026.5.21

記事ポイント

  • GDF-8組換えタンパク質はSDS-PAGE・SEC-MALSによる多重検証を経て純度95%以上を達成
  • 独自のマルチ因子検出技術で実験工程を2時間以内に短縮、サンプル使用量を50〜90%削減
  • 27,000種類以上の検証済み抗体ライブラリで高級バイオ試薬の国際寡占状況を緩和

世界的に肥満が公衆衛生上の重大な課題となるなか、代謝・肥満研究を支えるバイオ試薬への需要が急増しています。

米国ヒューストンを本拠地とするCloud-Cloneは、独自のコア技術プラットフォームと27,000種類超の検証済み抗体ライブラリを強みに、世界の研究室へ高精度な研究ツールを提供するバイオ試薬企業です。

標的検証から医薬スクリーニングまでをカバーするフルチェーン製品体系で、肥満・代謝性疾患研究のイノベーションを支えています。

Cloud-Clone「Cloud-Clone」

図1 AAVが媒介するGLP-1RA遺伝子の膵島β細胞における発現およびその作用機序の模式図
  • 運営:Cloud-Clone Corp.
  • 本社:米国ヒューストン
  • 生産拠点:中国武漢経済技術開発区輸出加工区内

Cloud-Cloneは2009年6月の設立以来、生命科学研究ツールの自主研究開発・製造に取り組むバイオ試薬企業です。

GDF-8、GDF-15、GLP-1Rなど肥満・代謝研究のコア標的に対応した組換えタンパク質、特異的抗体、ELISAキットをラインナップし、標的検証からシグナル経路解析、医薬スクリーニングまでを一貫してカバーする製品ラインを整備しています。

現在、Cloud-Cloneの製品は国内外数千の研究室に導入され、肥満・代謝性疾患研究、心血管疾患予防・治療、感染症検査からがん研究に至るまで幅広い分野で活用されています。

高純度バイオ原料と27,000超の抗体ライブラリ

GDF-8組換えタンパク質はSDS-PAGEおよびSEC-MALSによる多重検証を経て純度95%以上を実現しています。

減量時の筋肉減少メカニズム研究や「筋肉増強+脂肪減少」併用療法の開発に対し、高品質な原料を供給します。

GDF-15特異的抗体・検査キットは食欲・エネルギー代謝調節機構の解明を支援し、二重標的医薬開発の基盤として機能します。

Cloud-Cloneは27,000種類以上の検証済み独自抗体ライブラリを保有しており、GLP-1R、GDF-8、GDF-15など主要標的に高精度にマッチします。

自社開発体制により高級抗体の海外寡占状況を緩和し、国内外の研究機関にコストパフォーマンスに優れた選択肢を提供しています。

マルチ因子同時検出技術による実験効率の向上

独自開発のマルチ因子検出技術は、微小ビーズに特異的抗体を固定し1つのビーズで1標的を捕捉する仕組みです。

複数ビーズを混合することで1回の実験で多項目の測定が可能となり、従来数日かかっていた工程を2時間以内に短縮します。

サンプル使用量は50〜90%削減され、検出感度はfg/mLレベルに達するため、微量発現する減量関連標的の解析にも安定した性能を発揮します。

GLP-1受容体作動薬などの開発が激化し、少量サンプルで多項目を同時測定するニーズが拡大する現在の研究環境において、この技術は新規治療標的の探索とメカニズム解明を加速させます。

肥満研究を取り巻く市場背景

医学誌『ランセット』の予測によると、2050年までに世界の成人の半数以上が肥満の影響を受けるとされており、減量薬市場は兆円規模へと拡大しています。

セマグルチドなどのGLP-1受容体作動薬が注目される一方、筋肉量低下や服薬中止後のリバウンドといった臨床課題が残存しており、新規標的の機構解明に向けた高純度バイオ原料・高精度検査ツールへの需要が急増しています。

高級バイオ試薬は長年国際大手企業による寡占が続いてきていますが、Cloud-Cloneは独自のイノベーションによりその状況を変えつつあります。

純度95%以上のGDF-8組換えタンパク質と2時間以内の多項目同時検出技術、そして27,000種類超の独自抗体ライブラリは、肥満・代謝研究に取り組む世界の研究者にとってコストパフォーマンスに優れた研究基盤を提供します。

製品の詳細は公式サイトに掲載されています。

Cloud-Clone「Cloud-Clone」の紹介でした。

よくある質問

Q. Cloud-Cloneの抗体ライブラリは何種類ありますか?

A. 27,000種類以上の検証済み独自抗体ライブラリを保有しています。

GLP-1R、GDF-8、GDF-15など肥満・代謝研究の主要標的に高精度に対応しており、海外大手企業に依存せずに利用できます。

Q. マルチ因子検出技術の検出感度はどの程度ですか?

A. 検出感度はfg/mLレベルに達します。

微量発現する減量関連標的の解析にも安定した性能を発揮し、1回の実験で多項目の同時測定が可能です。

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