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ゼネコン11社で実証済み、日本初の技術! GNN Machinery Japan「スマートアジテーター(R)」

  • 2026.5.20

記事ポイント

  • 生コン車両ドラム内の品質をリアルタイム計測する日本初のシステム
  • スランプロス予測で品質向上とロス削減、配車最適化にも対応
  • 国内ゼネコン11社との共同実験研究会で高い性能を確認済み

建設現場へ運搬される生コンクリートの品質を、車両走行中にリアルタイムで把握できるシステムが建設業界で注目を集めています。

GNN Machinery Japanが展開する「スマートアジテーター(R)」は、アジテーター車ドラム内のスランプ・温度・積載量などを10〜30秒間隔で計測し、インターネット経由でいつでもどこでも確認できる品質管理装置です。

みつわ ミツワ生コンへの導入事例を通じて、そのシステム概要と導入効果が公開されています。

GNN Machinery Japan「スマートアジテーター(R)」

スマートアジテーター搭載機器一式の構成図。生コン車両外部・運転席内部写真を中心に、プローブセンサー・コントロールユニット・ソーラーパネル給電キット・Bluetoothレシーバー・I/Oボックス・タブレット・ホルダーの各部品を矢印で対応付け
  • 開発元:GNN Machinery Japan株式会社
  • 共同開発:Command Alkon社(米国バーミンガム)
  • NETIS登録番号:CB-240013-A
  • 建設材料性能証明:GBRC 材料証明第22-04号
  • 導入事例:有限会社みつわ ミツワ生コン(山形県山形市立谷川2-6031-2)

スマートアジテーター(R)は、米国に本社を置く生コンプラント制御システム会社Command Alkon社との共同開発により生まれた、日本初の生コンクリート品質管理装置です。

約5年の歳月をかけて日本独自仕様を盛り込んで開発され、国内ゼネコン11社との共同実験研究会での実証を経て、日本建築学会・土木学会・日本規格協会等での論文発表や講演により有効性が報告されています。

国土交通省の新技術情報提供システムにNETIS登録番号CB-240013-Aとして登録されており、日本建築総合試験所による建設材料性能証明(GBRC 材料証明第22-04号)も取得済みです。

第2回経済産業省主催IoT推進ラボセレクションではファイナリストに選考されています。

リアルタイム動態管理の仕組み

山形市周辺の道路地図上に複数の生コン運搬車両をリアルタイム表示した管理画面。右側パネルに11号〜62号車の車番・発振時刻・スランプ値・ステータス(色分け)が一覧表示

管理画面では山形市周辺の道路地図上に複数の生コン運搬車両が位置情報とともにリアルタイム表示され、右側パネルに11号から62号車の車番・発振時刻・スランプ値・ステータスが色分けで一覧表示されます。

スランプロス予測により運搬中の品質低下を事前に把握でき、配車最適化と省力化の効果が得られます。

取得データは4G回線を通じてクラウドにアップロードされ、施工現場や工場などインターネット環境があればどこからでも閲覧できます。

データは時系列グラフとして確認でき、エクセルファイル形式でのダウンロードにも対応しています。

システム構成と計測データ

スマートアジテーター(R)のシステム構成説明図。生コン車両・GPS衛星・probeセンサー・Namacon Cloudクラウドサーバー・タブレット・管理PC・現場表示パネルをデータフローで接続し、フレッシュコンクリート品質監視の仕組みを図解

システムはプローブセンサー(圧力・温度・ジャイロ等)、コントロールユニット(データ演算・Bluetooth送信モジュール内蔵)、ソーラーパネル給電ユニット、ディスプレイ、I/Oボックス、タブレットの6コンポーネントで構成されています。

ドラム内のスランプ・コンクリート温度・積載量・ドラム回転速度・方向が計測され、車両外部のディスプレイとドライバー向けタブレットの双方にリアルタイムで表示されます。

対応するコンクリートの種別は、普通コンクリートをはじめ、高流動コンクリート・再生骨材コンクリート・環境配慮型コンクリートなど多岐にわたり、土木工事・建築工事における運搬から荷卸し時の品質確認まで幅広い場面での採用実績があります。

ミツワ生コンへの導入実績

みつわ ミツワ生コン(山形県山形市立谷川2-6031-2)は、令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、2020年に保有車両全車にスマートアジテーター(R)を導入します。

GNN Machinery Japanによるサポートのもと、車両および生コンクリート品質管理システムの運用が行われており、導入当初から高い効果が実証されています。

生コンクリートの品質は運搬距離・所要時間・気温などにより変化しますが、スマートアジテーター(R)はそのリアルタイム計測と記録によりスランプロス予測を実現し、品質管理の高度化と配車最適化による省力化を同時に達成しています。

ゼネコン11社との共同実験で確認された性能と、NETIS登録・GBRC性能証明という公的認証を備えたシステムは、建設業界における人口減少・労働力不足への対応策として位置づけられています。

GNN Machinery Japan「スマートアジテーター(R)」の紹介でした。

よくある質問

Q. スマートアジテーター(R)はどのような種類のコンクリートに対応していますか?

A. 普通コンクリートをはじめ、高流動コンクリート・再生骨材コンクリート・環境配慮型コンクリートなど各種コンクリートに対応しています。

土木工事・建築工事の両分野において、運搬中から荷卸し時の品質確認まで採用実績があります。

Q. スマートアジテーター(R)の公的認証の内容は何ですか?

A. 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にCB-240013-Aとして登録されており、日本建築総合試験所による建設材料性能証明(GBRC 材料証明第22-04号)を取得しています。

また第2回経済産業省主催IoT推進ラボセレクションのファイナリストに選考されています。

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