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「仕方ない」“月5万の通信費”を払う5人家族→格安SIMへの切り替えたところ…家計に起きた“思わぬ変化”【お金のプロは見た】

  • 2026.6.7
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。金融機関でマネージャーを務めながら、家計のご相談に日々向き合っている中川です。

今回ご紹介するのは、大手キャリアの家族割と学割を使い続けてきたIさん家族の体験談です。「家族が多いのだから、これくらいは仕方ない」と受け入れてきた毎月5万円の通信費が、家計の見直しと格安SIMへの切り替えで月3万円下がるまでをご紹介します。

「5人家族だから仕方ない」と諦めていた、月5万円の通信費

Iさんは40代後半の会社員。奥さまと、中学生1人・高校生2人のお子さま3人の5人家族です。

ご夫婦はそれぞれ大手キャリアの大容量プランを契約され、お子さま3人もスマートフォンを所有。自宅の光回線、奥さまのタブレットの追加回線、3人目のお子さまの見守りウォッチの回線まで含めると、毎月の通信費は約5万円。年間にすると約60万円です。

「家族割や学割も使っていますし、5人もスマホを持っているのだから、これくらいは仕方ないと思っていました」

家族割の割引額そのものは月1,000円程度。けれど「家族みな同じキャリアで」という安心感が、サブブランドや格安SIMとの比較を10年近く後回しにさせていたそうです。

家計簿を開いて気づいた、「積み重なったオプション」

ある時、ご家族で旅行を計画するために家計簿を開いたところ、契約のたびに加わったオプションがいくつも残っていたといいます。

通話定額、クラウドストレージ、動画見放題、端末保証、フィルタリング、追加データ、見守りウォッチの月額──ほとんど使っていないものも含めて、ご家族全体で月7,000円ほどが流れていました。

「契約のたびに勧められて『あとで考えればいい』と入ったまま、必要かどうかを考えたことが一度もなかったんです」

Iさんはそう振り返ります。

大手キャリア・サブブランド・格安SIMの料金構造

通信費を抑える選択肢は、大きく三つに分かれます。

一つ目は大手キャリアのプランを見直す方法。データ容量を実際の利用量に合わせて落とすだけでも数千円単位で下がります。二つ目は同じグループのサブブランドへ移る方法。料金は大手の半額程度になる事業者が多く、回線品質も日中の通常利用なら大きな差は出にくいといわれています。三つ目は格安SIMへ乗り換える方法。月1,000円台から契約できる事業者もあり、原則として番号もMNPで引き継げます。

ご家族で使い方が分かれている場合は、これらを組み合わせる方法も選べます。

Iさんご家族は、ご夫婦をサブブランド、お子さま3人を格安SIMに変更。不要なオプションはすべて解約され、通信関連費は月約2万円。当初の5万円から月3万円の削減になっています。

通信費は、年に一度は点検しておきたい固定費

通信費は、契約した後、そのままにしてしまいがちな固定費です。知らないうちにオプションが積み重なり、家計に与える負担が膨らんでいきます。

これから通信費を見直す方は、利用明細のオプションを書き出して直近半年で使っていないものに印を付け、ご家族それぞれのデータ通信量を確認してみてください。そのうえで、大手・サブブランド・格安SIMの三択でご家族にあった組み合わせを比較してみましょう。

家族の人数が多いほど、見直しの効果が大きく出る固定費が通信費です。家計の無駄を省くため、ぜひ一度、家族全員で話し合ってみてください。

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