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キャサリン妃はメーガン妃を一生許さない? 行動・表情・証言から本音を分析

  • 2026.5.20
WPA Pool / Getty Images

長年に渡って世界中のメディアで語られてきた、キャサリン妃とメーガン妃の関係性。イギリス王室を離脱したメーガン妃がたびたび当時の内情について自分の意見を述べる一方、将来イギリス王妃となるキャサリン妃は不仲説がささやかれる義妹について、ほとんど何も語っていない。キャサリン妃の胸中には、何があるのだろうか。公式行事や家族のイベントで見せた振る舞いや態度、関係者の証言から、その本音を探ってみよう。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

2017年11月:ヘンリー王子&メーガンの婚約会見を受け、キャサリン妃は二人のことを「とても嬉しく思う」と述べた

2017年11月、ロンドンのファウンドリング博物館で開催されるイベントに出席したキャサリン妃は、ヘンリー王子&メーガンの婚約発表について記者から尋ねられ、心からの喜びを表明した。「ウィリアムと私は本当に感激しています。とても嬉しいニュースです。どんなカップルにとっても本当に幸せな時ですし、二人の幸せを心から願っています。この幸せな瞬間を存分に楽しんでほしいです」

Chris Jackson / Getty Images

2018年2月:歓迎ムードいっぱい。4人で描かれた新しい王室像

最初、ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻は“ファブ4(素敵な4人組)”と呼ばれ、次世代の王室を担うチームとして期待を集めた。2018年2月のロイヤル・ファウンデーション・フォーラムで4人が並んだ姿はその象徴。キャサリン妃がメーガン妃と肩を並べる様子は、王室もイギリス世論も、アメリカからやってきたメーガン妃を温かく迎え入れていることを示すものだった。

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ちなみにメーガン妃はこの登壇中、予定されていた内容からすこし逸れて、「女性のエンパワーメント」について自分の考えを披露。「女性は声を見つける必要はない。なぜなら、彼女たちはすでに声を持っているからだ。必要なのは、その声を使う力を与えられること、そして人々が耳を傾けるよう促されることだ」と雄弁に語ったことで話題になった。このメーガン妃の突然の発言について、メーガン妃のファンは“旧態然”とした王室にとって「脅威に映ったに違いない」と分析し、ウェールズ皇太子夫妻が初めてメーガン妃に警戒心を持つきっかけになったのでは、と後に指摘している。

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舞台裏で起こっていたリップグロス事件

メーガン妃の王室の慣習から離れた振る舞いは、ステージ上はもちろん舞台裏でもキャサリン妃を動揺させた可能性がある。ヘンリー王子の伝記本『SPARE』によると、メーガン妃はこの日リップグロスを忘れてしまい、キャサリン妃に貸してほしいと頼んだという。このときキャサリン妃はすこし口元をゆがめながらメーガン妃に自分のグロスを手渡した、とヘンリー王子は描写しており、キャサリン妃の反応について、「ちょっとしたスタイルの不一致」だったと回想している。

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2018~2019年:“義務”ではない時間を共有

それでも、2人の関係が最初は少なくとも決定的な破綻ではなかったことをうかがわせるのが、公務以外での比較的リラックスした場でのツーショットだ。キャサリン妃とメーガン妃は、2018年と2019年にウィンブルドンを揃って観戦。義務ではない時間を一緒に過ごした。

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他にも、2019年7月、キャサリン妃とメーガン妃はウィリアム皇太子、ヘンリー王子が出場するポロの慈善試合をサプライズ観戦。それぞれの子どもたちも交えて、交流する様子がカメラに捉えられている。

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2018年12月:不仲説が出ても並び続け、見せた結束

キャサリン妃とメーガン妃の不仲説が広がり始めたのは2018年末。サセックス公爵夫妻のフロッグモア・コテージへの引っ越しや、結婚式準備中の“ドレス騒動”が報じられると、報道は加熱した。クリスマス礼拝では、2人は並んで歩き、笑顔で会話する姿を見せた。これが心からの自然なものだったのか、王室としての演出だったのかはわからない。ただ、キャサリン妃が少なくとも公の場で対立を見せる選択をしなかったことは確かだ。

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キャサリン妃がメーガン妃を“叱責”した、という報道は明確に否定

過熱するプリンセス同士の不仲報道のなかでも、2人の間でケンジントン宮殿のスタッフの扱いに対して口論が起こり、キャサリン妃がメーガン妃を叱責した、というタブロイド紙の主張については、宮殿がその事実を明確に否定。「このようなことは一切なかった」と述べた。王室が不仲説の一つひとつに反応することは珍しいため、これは殆どのことに沈黙を守るキャサリン妃にとって看過できない類の噂だったと考えられる。

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2019年6月:慈善活動を分離。関係の変化が制度に現れた瞬間

2019年6月、ヘンリー王子夫妻はウィリアム皇太子夫妻と共有していたロイヤル・ファウンデーションから離れ、独自に慈善団体を設立することが発表された。これは単なる組織再編と説明されたが、4人の共同路線が何らかの理由で続けられなくなったということであり、関係の変化は制度の形で可視化されることになった。

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2020年1月:転機となったサセックス公爵夫妻の王室離脱

2020年1月のサセックス公爵夫妻の王室離脱。SNSを通じて突如発表された2人の決断は英王室全体を激震させ、水面下では協議が重ねられ、サンドリンガム・サミットと呼ばれる王族メンバーを集めた会合も開かれた。しかし、後にNetflixドキュメンタリー「ハリー&メーガン」を参照しても、この経緯において、キャサリン妃の名前は驚くほど出てこない。公式メッセージとして、エリザベス女王が声明を発表したが、キャサリン妃個人の声明はもちろんのこと、夫妻連名で離脱問題そのものに踏み込む発信も見られなかった。

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2020年3月:一緒に行った最後の公務

サセックス公爵夫妻とウィリアム皇太子夫妻が4人で最後に一緒に行った公務は、2020年3月9日にウェストミンスター寺院で行われたコモンウェルス・デーの礼拝。しかし、カップルたちは別々に到着し、別々に退場。イベント中に言葉を交わしたり、目を合わせる様子もみられなかった。式典が終わると、ヘンリー王子とメーガン妃は当時住んでいたカナダへと帰国した。

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2021年3月:オプラ・インタビューで名指しされたキャサリン妃

2021年3月、メーガン妃とヘンリー王子は、オプラ・ウィンフリーによるテレビインタビューに出演。王室在籍時の葛藤や王室離脱に至る経緯、さらに夫妻の息子の肌の色をめぐって王室内で懸念を示す会話があったとされる件までを赤裸々に語った。

この中で再び注目を集めたのが、2018年のロイヤルウエディング準備期間に起きたブライズメイドドレスをめぐる一件だ。長く「メーガン妃がキャサリン妃を泣かせた」と報じられてきたが、メーガン妃は「実際には逆だった」と説明し、自分が傷ついた側だったと主張。あわせて、キャサリン妃から後に謝罪があったことも明かしている。

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決して不満を言わず、決して説明しない、を徹底

そうした世界的な注目の渦中でも、キャサリン妃本人が公に反論することは一切なかった。語らず、説明せず、日々の公務を淡々と続ける。英王室の流儀に則った、キャサリン妃の一貫したスタンスを象徴する瞬間だったと言えるだろう。また、サセックス公爵夫妻からこのような暴露インタビューが出てきたことで、キャサリン妃がもう「彼らは信用できない」と考えるようになった、という見方もされた。

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王室声明文ににじんだ、キャサリン妃の譲れない一線

このオプラ・インタビューを受け、エリザベス女王は王室を代表して異例の声明を発表した。人種に関する指摘や、夫妻が経験した苦悩に「深く悲しんでいる」としつつ、「記憶には食い違いがあるかもしれない」という一文が大きな注目を集めた。これはサセックス公爵夫妻の語った内容を全面的には認めない、静かな反論として世界中で報じられた。

この印象的な文言について、王室記者バレンタイン・ロウは著書『Courtiers: The Hidden Power Behind the Crown』の中で、キャサリン妃がこの趣旨の一文を強く支持していたとする関係者証言を紹介している。ロウによれば、キャサリン妃は「この種の文言がなければ、彼らの主張はすべて事実として受け止められてしまう」との考えを示していたという。

もちろん、これは本人の直接発言ではなく、あくまで関係者を通じた証言だ。それでも興味深いのは、ふだん反論を口にしないキャサリン妃が、この局面では完全な黙認だけは避けるべきだと考えていたと描かれている点にある。どんなことを言われても沈黙を保ってきたキャサリン妃の、絶対譲れない一線だったのかもしれない。

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2021年4月:フィリップ王配の葬儀で見えた“橋渡し役”

2021年4月、オプラ・インタビューの余波がなお続くなか、フィリップ殿下が99歳で死去した。第2子を妊娠中だったメーガン妃は渡英を見送り、葬儀にはヘンリー王子のみが参列している。

注目を集めたのは、葬儀後にウィリアム皇太子、ヘンリー王子、そしてキャサリン妃が礼拝堂から歩いて戻る場面だった。キャサリン妃が自然に一歩引くことで、兄弟2人が並んで会話しやすい流れをつくったように見えたと、複数のメディアが報じた。

元BBC王室特派員のジェニー・ボンドは「キャサリン妃のように、幸せで結束の固い家庭で育った人にとって、人々が疎遠になる理由を理解するのは非常に難しいです。彼女は亀裂は修復できると信じていたと思いますし、フィリップ殿下の葬儀後、ヘンリー王子と話をし、ウィリアム王子にも同じようにするよう促していたのが見て取れました」と語っている。

多くの人にとって絶望的に思えた王子兄弟の決裂だが、キャサリン妃はまだ希望を捨てていなかったのかもしれない。

Chris Jackson / Getty Images

2022年9月:女王逝去後に再び並んだ4人。そこには親密さは見て取れなかった

2022年9月10日、エリザベス女王死去後、4人はウィンザーでそろって弔問客の前に姿を見せた。久しぶりの共同登場にメディアも注目したが、その様子は女王の弔いの場である、という状況を差し引いたとしても、親密とは言い難い雰囲気だった。また、この共同登場の後に4人が関係修復へ大きく動いたという確かな報道もなかった。結局、キャサリン妃、メーガン妃が一緒に並んだ場面は9月19日の女王国葬が最後となった。

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メーガン妃について語らず、家族と仕事に集中を続けるキャサリン妃

サセックス公爵夫妻が王室のシニアメンバーとしての役割を退いて以来、キャサリン妃は、数の限られたワーキングロイヤルの中心的存在として、これまで以上に大きな役割を担うようになった。メディアが繰り返しメーガン妃との関係に注目しても、本人がその話題に踏み込むことはない。代わりに、幼児期支援、メンタルヘルス、家族支援といった自身が重視してきたテーマに着実に取り組み、その活動の幅を広げている。

2024年には、自身のがん公表と治療という大きな試練にも直面。その経験を経て、家族との時間を大切にしながら、公人として果たすべき責務に向き合い続ける。彼女の優先順位はいっそう明確になったように見える。

キャサリン妃がメーガン妃をどう見ているのか。その答えが本人の口から語られることは、これからもおそらくないだろう。けれど、語らず、対立を表に出さず、今は家族と使命に向き合う。その姿勢こそが、彼女なりの答えを物語っている。

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