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「私は不自由だけど不幸じゃない」ALS患者の言葉が胸を打つ!看護師が見た"患者と家族の本音"に涙が止まらない【作者に訊く】

  • 2026.5.12
ALSの患者さんとのコミュニケーションに悩む 画像提供:ナース専科
ALSの患者さんとのコミュニケーションに悩む 画像提供:ナース専科

幼少期から絵を描くことが大好きで、漫画家として活動中のアヤ(@aokitajimaru)さん。現在は看護師・看護学生向けの総合WEBメディア「ナース専科」にて看護師のエピソードを基にした漫画を連載している。今回は過去にウォーカープラスで掲載した2作品を紹介し、著者に本作を描く際に苦労した点についてもインタビューした。

実際に看護師から募集したエピソードをもとに描かれた作品

愛娘と実母に会えて喜ぶ患者「看護師」であること 01 画像提供:ナース専科
愛娘と実母に会えて喜ぶ患者「看護師」であること 01 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
03 画像提供:ナース専科
03 画像提供:ナース専科

最初に紹介するのは、末期がんを患うシングルマザー・Bさんの姿を描いた「『看護師』であること」というエピソード。幼い娘を残して入院生活を送り、看護師たちに明るく接していたBさんだが、病状は徐々に進行し、やがて母や娘との面会も途絶えていく。娘を育てている母への思いや葛藤を抱えたまま、Bさんは静かに人生を終えることとなる。

次に紹介するのは、慢性期病院に入院してきたALS患者・Mさんとのエピソード「不自由は不幸ではない」だ。顔と指先がわずかに動くのみで日常生活は全介助という状態ながら、視線入力装置を巧みに使いこなし、インターネットで買い物をするなど前向きに生活していた。そんなMさんのパソコン画面に表示されたのは、「私は不自由だけど不幸じゃない。むしろ病気になって感謝すらしている」という言葉。その一言は、看護師自身の価値観や"幸せ"への考え方を大きく揺さぶるものとなった。

作者のアヤさんは、本作を描くうえで「自暴自棄になる患者さんの気持ちも、娘のそばにいたくても孫を守る責任があるお母様の気持ちも、どちらも理解できました」と振り返る。また、「双方の思いが読者に伝わるよう、表情や雰囲気の描写にこだわりました」と制作時の工夫についても明かしてくれた。登場人物それぞれの立場に寄り添いながら描かれた作品だからこそ、読む人の心に深く刺さるのだろう。

本作を含む漫画は「ナース専科」にて連載中で、実際に看護師から募集したエピソードをもとに描かれている。医療現場のリアルな姿に触れたい人はぜひ読んでみてほしい。

取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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