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「併せて」と「合わせて」って何が違う? 言葉の意味と使い分け方法を解説

  • 2026.5.4
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「併せて」と「合わせて」の読み方と意味

「併せて」と「合わせて」はどちらも「あわせて」と読みますが、意味が異なります。

(1)「併せて」

「併せて」は、2つ以上のことを同時に行うことや、並行して進めることを指します。ある事柄に加えて、別の事柄も一緒に行う場面で使われることが多いです。

(2)「合わせて」

「合わせて」は、複数のものを一つにまとめることや、基準となるものに一致させることを指します。計算して合計を出したり、スケジュールや調子を整えたりする場面で使われる表現です。

「併せて」と「合わせて」の違いは?

「併せて」と「合わせて」はどちらも「あわせて」と読みますが、「併せて」は主に「同時に」「その上さらに」という並列のイメージを持ち、「合わせて」は「ひとつにする」「食い違いがないようにする」という合流・合致のイメージがある点に違いがあります。

「併せて」と「合わせて」の使い分けを例文で紹介

「併せて」と「合わせて」の使い分けの例文を紹介します。例文で正しい使い方を確認すれば、さらに理解が深まりますよ。

(1)「併せて」の例文

  • 書類の確認と併せて、アンケートへの回答もお願いします
  • 新商品の発売と併せて、記念イベントを実施する

このように、ある動作と並行して別のことも行う場合には、「併せて」が使われます。

(2)「合わせて」の例文

  • チーム全員が力を合わせてプロジェクトを成功させた
  • 友人の都合に合わせて旅行の日程を調整する

このように、複数を一つにまとめたり、何かに一致させたりすることを指す場合、「合わせて」が使われます。

Wasan Tita / Getty Images

「併せて」と「合わせて」の言い換え表現は?

他にも「併せて」や「合わせて」に似た使い方をする言葉を知っておきましょう。それぞれの言い換え表現を紹介します。

(1)「併せて」の類語・言い換え表現

「併せて」の言い換えとして、理解しやすいのが「同時に(どうじに)」です。

「同時に」とは、あることと同じタイミングで別のことが行われるさまを意味します。「併せて」と同様に、複数の物事が並行して進む場面で使われます。

(2)「合わせて」の類語・言い換え表現

「合わせて」の言い換えとしては、「一致させる(いっちさせる)」や「合計する(ごうけいする)」が使われます。

これらは、食い違いがないように調和させること数値を足して一つにすることを指します。「合わせて」が持つ「まとめる」「合わせる」というニュアンスを具体的に表現した言葉です。

最後に

「併せて」と「合わせて」は、どちらも「あわせて」と読みますが、「併せて」というと同時に行うことを指します。複数を一つにまとめることを指す「合わせて」との違いを理解して、語彙力を高めましょう。

※この記事は2026年5月4日時点の情報です。

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