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【2026年5月】満月はいつ?2日のフラワームーンと31日のブルームーンを解説!

  • 2026.4.30

2026年5月の夜空には、なんと2回も満月が訪れます。5月2日と5月31日、月初めと締めくくりに最大を迎える月は、それぞれ「フラワームーン」と「ブルームーン」の名で親しまれています。今回は、ムーンネームの由来から、ひと月に2回満月が起こる理由までを詳しく解説。初夏の爽やかな風が心地よく、天体観測にも最高のシーズンです。ぜひ夜空を見上げて、今月ならではの2つの満月を楽しんでみませんか。


2026年5月の満月は2回! 観測できる時間や方角は?

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2026年5月の最初の満月が最大になるのは、5月2日(土)午前2時23分頃。南西の空に観測できます。満月となる瞬間だけでなく、その前後の夜も美しく満ちて見えるため、4月30日から5月2日にかけての数日間は観測のチャンスと言えるでしょう。

観測に最適なのは、各地の「月の出」のタイミング、つまり日没の前後です。満月の前後は、月は太陽と入れ替わるように東の空から昇り、翌朝の日の出とともに西の空へと沈んでいきます。

さらに今月は、月末にもう一度、満月を楽しむ機会が訪れます。2回目の満月が最大を迎えるのは、5月31日(日)の午後5時45分頃。1カ月に2回も満月が楽しめるのは、暦の上でも珍しい機会と言えそうです。

5月のムーンネームは「フラワームーン」。その意味や由来は?

jakkapan21 / Getty Images

5月の満月は、「フラワームーン」と呼ばれて親しまれています。これは、北半球の多くの地域で色とりどりの花々が咲き乱れる季節であることに由来しており、元々はネイティブアメリカンの農事暦で季節を把握するために名付けられたものだそう。日本でも「花月(かげつ)」と呼ばれることがあり、百花繚乱のこの時期にぴったりの、情緒あふれる呼び名といえるでしょう。

他にも5月の満月は、トウモロコシの種をまく時期にちなんだ「コーンプランティングムーン(トウモロコシの種まき月)」、牛たちが新鮮な草をたっぷりと食べて牛乳の生産が盛んになることから「ミルクムーン」、一面に青々とした牧草が育つ時期であるため「グラスムーン(牧草月)」、野ウサギ(hare)の活動が活発になることに由来する「ヘアムーン(野ウサギ月)」(※4月の満月を指す場合もあります)など、初夏の訪れや生命の豊穣にまつわる多彩な名称で呼ばれています。

2回目の満月は「ブルームーン」。2026年5月に満月が2回ある理由

elifesra / Getty Images

2026年5月に訪れる2度の満月のうち、5月2日の「フラワームーン」に続き、5月31日に訪れる2度目の満月は「ブルームーン」と呼ばれます。

そもそも、1カ月の間に満月が2回起きるのは、月の満ち欠けの周期が約29.5日であり、カレンダー上の1カ月の長さよりもわずかに短いため。月の初めに満月を迎えると、その月の終わりにもう一度満月のタイミングが巡る時間が残ることから、このような現象が起こります。

そして、「ブルームーン」という言葉は天文学上の正式な用語ではなく、見た目も通常の満月と変わりませんが(ブルーに見えるわけでもありません)、現代では一般的に「1カ月のうちに現れる2度目の満月」を指す言葉として浸透しています。

その名前の由来には諸説ありますが、英語の慣用句で「極めて稀なこと」を意味する“once in a blue moon”という表現があるように、めったに起こらない現象であることからそう呼ばれるようになったという説が有力です。また、アメリカの天文雑誌が誤って「2度目の満月をブルームーンと呼ぶ」と紹介したことがきっかけで世界中に広まった、という説もあるそうです。

その珍しさから、世界各地では「ブルームーンを見ると幸運が訪れる」とも言われています。

5月の2回の満月は「マイクロムーン」でもある

Anne Webber / Getty Images

2026年5月の満月は2回とも「マイクロムーン」でもあり、どちらも通常より少し小さく見えることになります。

「マイクロムーン」とは、月が地球を回る軌道の中で最も遠ざかる遠地点の近くで満月になる現象を指しています。この月は平均的な満月よりも約5%小さく、約10%暗く見えます。肉眼での変化はわずかですが、写真に収めて「スーパームーン」と比較すると、そのサイズの違いがより鮮明に浮かび上がります。

特に、5月31日に起こる2回目の満月は、5月2日の満月よりもさらに遠い位置で最大を迎えます。

5月の星空の見どころは?

Jose A. Bernat Bacete / Getty Images

まず注目したいのが、5月6日(水)の18時頃に極大を迎える「みずがめ座エータ流星群」。観測のベストタイミングは、翌7日の深夜から明け方にかけて。ハレー彗星を母天体とするこの流星群は、1時間あたりに10個から15個程度の流星が期待できます。初夏の夜風を感じながら、夜空を横切る光の筋を探してみてはいかがでしょうか。

また、宵の空では春を代表する星座たちが主役を迎えます。北の空高くにかかる「北斗七星」を起点に、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカへと続く「春の大曲線」を目印に、春の星座を探してみるとよいでしょう。4月に続き、しし座のデネボラ、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカを結んだ「春の大三角」も見頃です。

日の入り後の西の空では、ひときわ明るく輝く金星と木星の姿が見られます。5月19日には細い月が金星に、翌20日には木星へと近づく、幻想的な接近シーンも楽しめます。

さらに、日の出前の東の空には土星が姿を現し始めています。上旬はまだ高度が低いものの、下旬に向かうにつれて観測しやすくなるでしょう。

次の満月はいつ?

Richard Esplana / Getty Images

次回の満月は6月30日(火)で、午前8時57分頃に最大を迎えます。アメリカ先住民がイチゴの収穫にちなんで、「ストロベリームーン」と呼ばれるようになったとか。ムーンネームの由来や、観測に最適な時間帯なども解説します。お楽しみに♪

Text: Kaori Takeuchi
Photo:Getty Images

※この記事は2026年4月30日時点のものです。

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