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【ホラー】「テケテケ…」血まみれの上半身が走ってくる!足がないのにどうやって!?都市伝説の怖すぎる怪異【作者に聞く】

  • 2026.5.3
可愛らしい転校生の肩に、蛍にしか見えな化け物がまとわりついている。どうやら転校生自身も気づいていないらしい…。 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
可愛らしい転校生の肩に、蛍にしか見えな化け物がまとわりついている。どうやら転校生自身も気づいていないらしい…。 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

新学期、どこにでもある普通の高校に現れたひとりの転校生。透き通るような美しさを持つその少女の肩には、誰にも見えない“何か”が乗っていた——。日常の中に紛れ込む違和感から始まる、不穏でじわじわくるホラー作品だ。

見えてしまう主人公と見えない周囲

いつもと変わらない日常のはずだったのに…! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
いつもと変わらない日常のはずだったのに…! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
透明感ある美人の肩に、ドロドロと不穏で不気味な怪異が…!!光と闇がひとコマに収められた印象的なワンシーン 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
透明感ある美人の肩に、ドロドロと不穏で不気味な怪異が…!!光と闇がひとコマに収められた印象的なワンシーン 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
鬼の居る間にわたしたちは_第1話_p02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
鬼の居る間にわたしたちは_第1話_p02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

主人公・螢は“この世ならざる者”が見える体質の持ち主である。転校生の肩に乗るそれは、上半身が血にまみれ、下半身が存在しない女子高生の怨霊。

ほかの生徒たちは気付かず、ただ美しい転校生として受け入れているが、螢だけはその異様さに気付いてしまった。「足のない女子高生の怪異っていったら…」と頭をよぎるのは、あまりにも有名な都市伝説の存在だった。

“テケテケ”という名前の不気味さと妙な親しみ

その正体は、いわゆる“テケテケ”。名前だけ聞くとどこか間の抜けた響きだが、実態は笑えない。地面を這うように迫ってくる姿を想像すると、一気に背筋が冷えるタイプの怪異である。

しかも本作では、ただ追いかけてくるだけでなく、転校生に“取り憑いている”という厄介な形で登場する。かわいらしい名前とビジュアルのギャップが、逆に不気味さを際立たせている。

美しいのに不気味…繊細な作画が生むギャップが印象的

本作を手がけた三ノ輪ブン子(@minowabunko)さんは、ホラーや都市伝説をテーマにした作品を得意とする漫画家である。作画については「海外の漫画アプリに掲載していたため、普段より細かく丁寧に描くことを意識した」と語る。

また「女の子を魅力的に描こうとした結果、目を細かく描くようになった」とも話しており、その繊細な表現が“美しさと不気味さが同居する独特の空気”を生み出している。

“テケテケ”はどこから来たのか

“テケテケ”という怪異は、地域によって呼び名や設定が異なる存在だ。下半身だけの怪異が“トコトコ”と呼ばれるなど、バリエーションもさまざま。三ノ輪さんは「子どものころはテレビなどで知り、その後友人同士で話題にする形だった」と振り返り、「口伝えで広がる時代のほうが、本当か嘘かわからずワクワクした」と語る。

その由来をたどると実際の出来事が元になっているともいわれ、単なる怪談として片付けられない怖さがある。

日常のすぐ隣に潜む違和感。“テケテケ”という軽い響きに油断していると、不意に背後から忍び寄ってくるかもしれない。帰り道、ふと足音に耳を澄ませてしまうような、そんな余韻を残す作品だ。

取材協力:三ノ輪ブン子(@minowabunko)

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