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【ホラー】「私のスマホを手放して…」妹の遺品のスマホに届いたメッセージ!?実在する呪物をモチーフに描く【漫画家に聞く】

  • 2026.5.1

呪物とは、物に強い感情や念が宿ったものを指す。手にした物に繁栄をもたらすこともあれば、禍いを引き寄せることもあるという。そんな人々の想いや念をまといながら、呪物は時代を越えて、現代にまで存在し続けている――!!

オカルトコレクターの田中俊行さんが実際に所蔵している呪物が登場する話題作! (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス
オカルトコレクターの田中俊行さんが実際に所蔵している呪物が登場する話題作! (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス

そんな「呪物」をモチーフにした漫画『贈呪は禁止されています』(幻冬舎コミックス)は、呪物コレクターとして有名な田中俊行さんと漫画家の海谷きき(@umitani_kiki)さんがタッグを組んで作りあげるオカルトホラーで、現在「comicブースト」にて連載中の話題作だ。今回はこの作品の第1話を紹介する。

田中さんの自宅は「触るとアカンやつ」だらけ… (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス
田中さんの自宅は「触るとアカンやつ」だらけ… (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス

本作は、妹の不審死をきっかけに主人公が呪物蒐集家の田中俊行のもとを訪れるシーンから始まる。妹の遺品としてスマホを保管していた主人公だが、その日から身の回りに不審な出来事が起こり始める。解約したはずのスマホに、死んだはずの妹から届いたメッセージ。そのメッセージには「私のスマホを手放してください」「呪物の話を聞きに行ってください」と表示されていた。一体どういうことなのか…?海谷ききさんに本作について詳しく話を聞いてみた。

亡くなった妹のスマホに異変が…!! (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス
亡くなった妹のスマホに異変が…!! (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス

――物語に登場する呪物は、実際に田中俊行さんが所蔵しているもので、エピソードもその“いわく”から着想を得ているのでしょうか?

作中の呪物はすべて田中さんが所有されている実在のコレクションです。実際に伝わっているエピソードをヒントに、「もしこの出来事の裏に別の真実があったら?」といった独自の展開や解釈を加え、物語として再構築しています!

――田中俊行さん原案の作品を漫画に起こす際に気を付けていることやこだわっている点について教えてください。

物語の構成は基本的に私が行っていますが、田中さんのコレクションや、かつての持ち主の方々の想いを損なわないことを意識しています。また、私は呪物を「特別なアイテム」というよりも、人の強い感情が宿った「身近なもの」だと考えています。例えば、「痛いの痛いの飛んでいけ」や「指切りげんまん」も、ある意味では日常に溶け込んだ小さな“まじない”ですよね。そう考えると、呪物も決して遠い存在ではないのかもしれません。

読者の方に「もしかしたら、それらはすぐ隣にあるかもしれない」と感じていただけたらうれしいです。そのためにも、制作過程ごとに田中さんとやり取りを重ねながら、物語の方向性をすり合わせています。

――今回紹介する第1話の中で描くのが難しかったシーンはありますか?

私はホラー系の漫画を描くのが初めてだったため、作品を通しておおよそすべての怖い描写が難しかったです(笑)。

――本作の見どころは?

日本の有名な呪いと言えば藁人形だと思い、第1話でさっそく活躍していただきました(笑)!そして藁人形といえば呪い返し…。お互いを呪いあう家族の結末を楽しんでいただければと思います。

股の部分に釘が刺さった異様な藁人形にはどんないわくが…!? (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス
股の部分に釘が刺さった異様な藁人形にはどんないわくが…!? (c)田中俊行・海谷きき/幻冬舎コミックス

作中で田中さんが語る呪物の数々には、やがて妹の死と奇妙に結びつく因縁が潜んでいた…!本作は多くのメディアに出演している話題のオカルトコレクター・田中俊行さんの所蔵品をモチーフに、現実と怪異の交錯を描くホラーサスペンス・オムニバスである。最後に海谷ききさんから「最新話は無料で読めますので、ご興味ある人はぜひ読んでくださいね」とメッセージをもらった。ただのホラーではない、実在する呪物にまつわるいわくから着想を得た独特の世界観を、じっくり楽しんでみてはいかがだろうか?

取材協力:海谷きき(@umitani_kiki)

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