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【ホラー】なぜ夜中に?祖母からもらった魔除けの土鈴が勝手に鳴る…ラストで明かされる結末に息をのむ!!【作者に聞く】

  • 2026.4.24
一方通行 赤風よしお(@gurast)
一方通行 赤風よしお(@gurast)

住宅街にひっそりと佇む一軒の骨董品店があった。そこには人に捨てられた“物”たちが集まってくる。ある日、遠路はるばる祖母にもらった“土鈴(どれい)”を売りに若い母親がやってきた。聞けば、深夜になると勝手に“カランカラン”と音が鳴るのだという。気味が悪く、息子も怖がって寝てくれず困り果て、人づてに「“こういうの”を買い取ってくれる店がある」と聞き、訪ねてきたらしい。本作を描いた作者の赤風よしお(@gurast)さんは、社会人として働きながら、趣味として一次創作の長編ファンタジー漫画をSNSにて連載中。初のホラー作品と思えない完成度に驚きつつ、さらに詳しく話を聞いてみた。

勝手に鳴る土鈴…「迷惑だから」と骨董屋に売った結果

祖母からもらった土鈴が勝手に鳴り、不気味で眠れないという 赤風よしお(@gurast)
祖母からもらった土鈴が勝手に鳴り、不気味で眠れないという 赤風よしお(@gurast)
一方通行_P01 赤風よしお(@gurast)
一方通行_P01 赤風よしお(@gurast)
一方通行_P02 赤風よしお(@gurast)
一方通行_P02 赤風よしお(@gurast)

人に捨てられた“物”が集まる骨董屋「白滝堂」。そこを舞台に描かれるのが、赤風よしおさんによるホラー作品、本作の「一方通行」だ。長編ファンタジーを中心に創作してきた赤風さんにとって、本作は初めてのホラー漫画となる。

深夜、静まり返った部屋に「からん」と澄んだ音が響く。主人公が買い取ったのは、いわく付きの土鈴。その夜から、誰も触れていないはずの土鈴が鳴り始める。しかも、時を追うごとに音は強く、執拗に。厄除けや魔除けの縁起物とされてきたはずの土鈴が、なぜ勝手に鳴るのか。その理由が明かされるラストは、静かな余韻とともに背筋を冷やす。

「この漫画は、自分が思い描く恐怖を表現できるかを試みた作品です」と赤風さんは話す。驚かせる表現には頼らず、“理解できないこと”そのものを怖さの核に据えたという。「自分には『恐怖とは理解できないこと』という自論があり、『勝手に定義付けをして納得する人間』と『ただあるようにあるだけの物』との齟齬や理不尽から生まれるものもひとつの恐怖なのでは?と考えた」と制作意図を明かす。

シリーズ化については「設定上、続編は作りやすい形式にしており、シリーズ化は可能です」としつつ、「この先描きたいと思えるネタや、やりたいことができたら、またこっそりと何か描いているかと思います」と柔らかく語る赤風さん。静かに積み重なる違和感と余白を味わえる本作。派手さとは異なるかたちの恐怖に触れたい人に、ぜひ読んで欲しい作品だ。

取材協力:赤風よしお(@gurast)

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