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「上半身血まみれで下半身なし」儚げな美少女転校生の肩に乗っていたのは、都市伝説上の最凶怪異“テケテケ”だった?!【作者に聞く】

  • 2026.4.27
テケテケに取り憑かれた女子高生に危険が迫る!! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
テケテケに取り憑かれた女子高生に危険が迫る!! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

三ノ輪ブン子(@minowabunko)さんは、ホラーや都市伝説を得意とする漫画家だ。本作は、転校してきた儚げな美少女の肩に、血まみれで下半身のない怨霊が乗っているという衝撃の幕開けから始まる。日常が非日常へと塗り替えられる瞬間を描いた本作について、創作の裏側を聞いた。

瞳に宿る美しさと緻密な描写

いつもと変わらない日常のはずだったのに…! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
いつもと変わらない日常のはずだったのに…! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
透明感ある美人の肩に、ドロドロと不穏で不気味な怪異が…!!光と闇がひとコマに収められた印象的なワンシーン 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
透明感ある美人の肩に、ドロドロと不穏で不気味な怪異が…!!光と闇がひとコマに収められた印象的なワンシーン 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
鬼の居る間にわたしたちは_第1話_p02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
鬼の居る間にわたしたちは_第1話_p02 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

転校生は恐ろしいほどの透明感を持つ美人だが、その肩には凄まじい形相をした女子高生の怨霊がしがみついている。霊が見える体質の主人公・螢だけが、その異変に気づく。三ノ輪さんは、海外の漫画アプリへの掲載を意識し、緻密な絵作りを心がけた。海外の読者は描き込まれた絵を好む傾向があるため、普段より細部まで描き込んでいるという。

特に、百合作品として女の子を魅力的に描くために「目」を細かく丁寧に描くことを大切にしている。モノクロページでありながら、光と影の対照的な描き方によって、色彩すら感じさせる表現が読者を惹きつける。キャラクターの儚さと、怨霊の禍々しさが同居する独特の空気感が本作の魅力だ。

都市伝説「テケテケ」の深淵

本作のモチーフは、上半身のみで追いかけてくる怪異「テケテケ」だ。地域によっては「パタパタ」と呼ばれたり、逆に下半身しかない「トコトコ」という伝承があったりと、その出所はさまざまだ。三ノ輪さんは、口伝えで噂が広がる時代への憧憬を抱きつつ、本作を描き上げた。かつての子どもたちが感じていた、本当か嘘か曖昧なワクワク感を大切にしている。

都市伝説の裏側には、元となった現実の事件が存在することもあり、単なる怪談と笑い飛ばせない不気味さが漂う。発祥地は北海道や沖縄など諸説あるが、その真相を調べると背筋が凍るような思いをすることもある。今日の帰り道、後ろから聞こえる足音に耳を澄ませたくなるような、リアルな恐怖がそこにはある。

取材協力:三ノ輪ブン子(@minowabunko)

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