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金戒光明寺。「子ども食堂」が活性化する地域交流

  • 2026.5.3

旅行客の単なる観光目的の場ではなく、寺院としての本来の姿に立ち戻るべき。そうした考えの下、さまざまな試みに取り組んでいる寺院が注目を集めています。今回は、金戒光明寺の職員有志が主催する「子ども食堂」の取り組みをご紹介します。

毎回80名前後と、広い清和殿で大勢の希望者に食事が提供されています。 Katsuo Takashima

午後5時。子どもたちが集まってきました。子どもだけではありません。家族連れやお年寄り夫婦もいます。金戒光明寺の清和殿を会場とする、月1回の「子ども食堂」が始まろうとしています。寺院の職員有志による「こころばかりの会」が主催する「子ども食堂」は、5年前に始まりました。

この日のメニューは、トルティーヤ、関東風お雑煮、サラダ、いちごパフェ、生八ツ橋など。「ザ・プリンス 京都宝ケ池」の料理長が腕を振るうだけに味も格別。食材などは全て寄贈されたもの。 Katsuo Takashima

「お寺ができる社会貢献の第一歩は地域との連携なのでは。そんな思いから有志で始めたのが、この子ども食堂です。名前は子ども食堂ですが大人だけでお越しくださる方もいますし、時にはこの会場でミニコンサートなども行います。この活動が地域コミュニティの一助となれば、と思います」と、代表の伊藤英亮さん。清和殿は、人々がいつまでも楽しそうに語らうにぎやかな場となりました。

自らも配膳や食事の取り分けなどに立ち働く伊藤英亮さん。 Katsuo Takashima

「心ばかりの会」
Instagram/kokorobakarinokai
「子ども食堂」の開催は、運営団体「こころばかりの会」の公式Instagramに最新の開催日や予約フォームが掲載されます。

「金戒光明寺」
所在地/京都府京都市左京区黒谷町121
URL/www.kurodani.jp

初出:リシェスNo.55 2026年3月27日発売

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