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「中卒の父親に育てられて可哀想ね」と担任に言われた私→校長室で父が口にした一言

  • 2026.5.3
ハウコレ

進路相談の日、担任が口にした言葉がずっと頭を離れませんでした。悔しくて、腹も立った。でも翌日、父と並んで校長室へ向かったとき、私の中で何かが変わりました。

相談室で聞いた言葉

進路相談の順番が回ってきた午後、担任と二人で小さな相談室に入りました。「お父さんのお仕事は?」と聞かれたので、正直に答えました。すると担任は少し眉を寄せて、こう言ったのです。

「中卒の父親に育てられて可哀想ね。せめてあなたは大学に行きなさい」

耳を疑いました。父のことをそんな言葉で評された経験は初めてで、喉の奥がぎゅっと詰まる感覚がしました。相談室を出てから、ずっと唇を噛んでいました。

その夜、父に話した

夜、泣きながら父に全部話しました。父は途中で口を挟まず、最後まで黙って聞いていました。

 「明日、学校に行く」

落ち着いた声でそれだけ言いました。怒っている様子ではなかったけれど、目の奥に、これまで見たことのない何かが宿っていた気がしました。

校長室での父の一言

翌日の校長室には、担任と校長が揃っていました。担任は「言い方が悪かったかもしれません」と言いました。父は少し間を置いて、こう聞きました。

「うちの娘の成績は何番ですか?」

担任は「学年で3番です」と答えました。父はうなずいて、ゆっくり口を開きました。

「中卒の父親に育てられても、ちゃんと育っています」

それ以上、何も言いませんでした。校長が頭を下げ、担任も謝罪しましたが、私には父のあの一言のほうがずっと大きく響きました。

そして...

校長室を出て、気づいたら父の手を握っていました。学歴がどうとか、そんなことよりも、この人の娘であることが誇らしかった。担任の言葉は傷になりましたが、あの日の父の背中は、それよりもずっと大きく私の中に残っています。

(10代女性・高校生)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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