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【満月いつ】2025年12月5日の満月は今年最後のスーパームーン!意味や由来、見える時間や方角も解説!

  • 2025.12.2
Marcos del Mazo / Getty Images

2025年12月5日に、今年最後の満月「コールドムーン」を迎えます。12月は夜が長いため、満月や星空が見られる時間も長くなります。防寒対策をしっかりしつつ、冬の寒さをまとった夜風を感じながら空を見上げてみては?

Kevin Carter / Getty Images

2025年12月のムーンネームは「コールドムーン」。意味や由来は?

12月の満月は、北アメリカの先住民族であるモホーク族の文化に由来して、北半球で本格的な冬の始まりを迎え、気温が大きく下がるため「コールドムーン」と呼ばれています。

他にも、1年で最も日が沈むのが早く、夜が長くなる季節であることから、12月の満月は「ロングナイトムーン(長夜月)」と呼ばれるのをはじめ、クリスマスにちなんで「クリスマスムーン」、北欧における冬至のお祭り「ユール」の頃に見られることから「ユールの前の月」などと呼ばれて親しまれています。

ViewStock / Getty Images

今月の満月、観測できる時間は? 2025年最後のスーパームーン!

満月が最大になるのは、12月5日(金)の8時15分頃。すでに朝で明るい時間帯のため、実際に観測するのは前日12月4日(木)の夜から翌日12月6日(土)の夜までがおすすめ。3日間程はまん丸な美しい月を見ることができるでしょう。東の空から昇り、夜中の12時ごろには南の空で最も高い位置に達し、明け方には西の空に沈んでいきます。月が一晩中出ているため、夕方から明け方まで長時間観測が楽しめそうです。

今月の満月は、今年最後のスーパームーンでもあり、平均的な満月よりも7.9%大きく、15%明るく見えます。ちなみに、次回のスーパームーンは2026年11月24日です。

zhengshun tang / Getty Images

12月の星空の見どころは?

12月7日の3時ごろ、木星と月が接近します。南の空を眺めるとふたご座の近くに確認できますが、肉眼だと見えづらいかも。天体望遠鏡があると良いでしょう。

3大流星群のひとつであるふたご座流星群は、毎年12月中旬ごろに観測できる年間でも最大級の流星群。12月13日の17時頃に極大を迎えます。夜中まで観測可能で、南の夜空では1時間に40個~50個程の多くの流星が見られるかもしれません。

冬を代表するオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座を結んだ「冬の大三角」も楽しめるように。また、オリオン座の近くにはおうし座、ふたご座、ぎょしゃ座などの冬の星座も見頃を迎えます。

photo461 / Imazins / Getty Images

次の満月はいつ?

次の満月は2026年1月3日(土)で、月が最大になるのは19時3分頃。新しい年を迎えた1月の満月は「ウルフムーン」と呼ばれ親しまれているようです。

2026年の最初の満月の観測のポイントや、星空の見どころなどをお送りします。来年の満月も一緒に辿っていきましょう!

Text: Kaori Takeuchi
Photo:Getty Images
※この記事は2025年12月1日時点のものです。

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