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なぜ東京の地下鉄は2社ある?メトロと都営、1941年から続く歴史と現在

  • 2026.5.19
なぜ東京の地下鉄は2社ある?メトロと都営、1941年から続く歴史と現在

毎日当たり前のように利用している東京の地下鉄。

東京メトロと都営地下鉄という2つの事業者がなぜ共存しているのか気になったことはありませんか?

比較してみると規模には明確な違いが存在しました。

東京メトロと都営地下鉄の違い

東京メトロは全9路線で営業距離195kmの180駅を抱えています。

対する都営地下鉄は浅草線や大江戸線など4路線で、営業距離109kmの106駅という体制です。

なぜ東京だけが2社に分かれているのか、その歴史を探ってみました。

なぜ2社に分かれているのか

起点となったのは1941年の出来事。

戦時体制下で政府や東京市などが出資し「帝都高速度交通営団」という特殊法人が設立されました。

これが長く親しまれた「営団地下鉄」の正体です。

その後、1956年の都市交通審議会で複数事業者による建設が認められます。

これを受けて後発で誕生したのが都営地下鉄でした。

2004年に営団は民営化され「東京地下鉄株式会社(東京メトロ)」へと変化。

長らく国と東京都が株式を全保有していましたが、2024年10月にメトロが上場を果たし、現在は両者で合計50%を保有する体制です。

統合議論は長年続くものの、過去の試算ではメトロのプラス評価に対し都営地下鉄はマイナス評価と、企業価値の大きな差が統合を阻む壁として存在。

何気ない毎日の通勤ルートの裏側に隠されていた、戦時下から続く複雑な歴史が見えてきました。

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