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「今日仕事だから」と嘘をついた土曜日、友達のSNSに映った俺を彼女が見ていた

  • 2026.4.28
ハウコレ

友達の誕生日に行くだけの話だった。それを正直に言えなかった俺が全部悪いのはわかっています。それでも嘘をつくしかないと思ってしまった理由が、俺にはありました。

嘘をつくようになった理由

土曜の朝、彼女に「今日仕事だから」と送りました。本当は大学時代の友人の誕生日会です。なぜ正直に言えなかったのか。

理由は半年前にあります。あのとき、友人の飲み会に行くと伝えたら「私は誘われてないの?」「女の人もいるの?」と。メンバーを全員聞かれ、帰宅後もずっと不機嫌で、その週末はまるごと険悪な空気に包まれました。それ以来、彼女のいない集まりに行くときは「仕事」と言うようになっていたのです。

隣にいた女性

誕生日会には大学の友人5人と、主役の姉が参加していました。俺の隣に座ったのはたまたまその姉で、交わした言葉は「取り皿もらえますか」と「このサラダ美味しいですね」くらいのものです。何の感情もない、ただの隣席でした。楽しい時間でした。

でも頭のどこかでずっと、彼女に嘘をついている後ろめたさがありました。朝、「頑張ってね」と送ってくれた彼女のメッセージが重たかった。

崩れた嘘

帰りの電車でスマホを開くと、彼女からメッセージが届いていました。「今日仕事って言ってたよね」。スマホを握る手が強張りました。

続けてもうひと通。「隣にいた人、誰?」。友人がSNSに写真を投稿していたのだと、そこで初めて気づいたのです。隣の女性のことを聞かれている。でも本当の問題はそこじゃない。俺が嘘をついていたことがバレたのです。

そして...

「友達の誕生日だった。隣にいたのはそいつの姉ちゃん」。正直に答えました。女性の正体はそれで説明がつく。でも彼女の次のメッセージに、返す言葉がありませんでした。「なんで最初からそう言わなかったの」。

友達の誕生日だと言えばよかった。ただそれだけの話でした。でも「また怒らせる」「また気まずくなる」という思いが先に立って、俺は嘘を選んだ。喧嘩を避けるための嘘が、喧嘩よりもずっと深い傷を作ってしまいました。隣にいた女性が誰かなんて、もう関係ないのだと思います。彼女が許せないのは嘘をつかれたこと。

そして俺が一番怖いのは、同じ場面がまた来たとき、また「仕事」と送ってしまう自分が見えることです。

(20代男性・開発職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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