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「私のことも少しは頼ってもらえたら嬉しいな」佐藤綾乃、“頼れる先輩”高木美帆への想い

  • 2026.4.27

ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が東京・日本橋で行われ、約5万人の観衆が沿道につめかけるなか、日本橋のコレド室町テラスから大通り約700mを歩き、喜びを噛み締めた。この日のために設けられた特設ステージでは、TEAM JAPANの応援リーダーを務める松岡修造氏が選手たちにインタビューを実施。今大会限りで引退する高木美帆、佐藤綾乃らが出場し、銅メダルを獲得した「女子団体パシュート」に対して、気持ちの籠った質問を投げかけた。

画像: 女子団体パシュートで銅メダルを獲得した(左から)野明花菜、堀川桃香、佐藤綾乃、高木美帆
女子団体パシュートで銅メダルを獲得した(左から)野明花菜、堀川桃香、佐藤綾乃、高木美帆

――メダルをつかんだ喜びと、「もう一歩、私は変わりたい」と思う気持ち。さまざまな心境があったと思いますが、大会を振り返ってみていかがでしょう?

野明:メダルを取ることをずっと夢見ていたので、すごく幸せだったんですが、それと同時に「また4年後頑張らなきゃいけない」という気持ちを抱く大会になりました。

――堀川(桃香)さんも、高木(美帆)さんや佐藤(綾乃)さんら、「大先輩についていかなければいけない」というプレッシャーもあったと思います。お二人の姿から、どのような思いを感じていらっしゃったのでしょう?

堀川:これまで五輪でメダルを獲得してきたお二人と、一緒に走ることができて幸せでしたし、一緒にメダルを取れてよかったなと思います。

画像1: 「私のことも少しは頼ってもらえたら嬉しいな」佐藤綾乃、“頼れる先輩”高木美帆への想い

ーー本当におめでとうございます。そして佐藤さんも、僕も応援させてもらっていた最初のうちは、どちらかというと周囲に着いていくだけで精一杯だったこともありましたが、本大会では自信に満ち溢れた佐藤さんの姿がありました。

佐藤:五輪は3大会目ですが、これまでは先輩についていくばかりでした。今回は私がリーダーを務めさせていただきましたが、チームメイトに恵まれたからこそ、自信を持ってミラノ・コルティナ五輪に臨み、メダルを獲れたのかなと思います。

――佐藤さんは、高木美帆さんに対してどんな思いを感じていらっしゃいましたか?

佐藤:私も美帆さんも、たくさんのプレッシャーがある中での本番を迎えました。五輪3大会に出場している頼れる先輩ですが、今回は美帆さんに全てを預けるだけではなく、「私のことも少しは頼ってもらえたら嬉しいな」という思いで、臨んだ大会だったと思います。

画像2: 「私のことも少しは頼ってもらえたら嬉しいな」佐藤綾乃、“頼れる先輩”高木美帆への想い

――(高木)美帆さんは、もうバンクーバー五輪(2010年)から長い競技生活の中で、さまざまなメダルも獲ってきました。でも、今回のミラノ五輪は美帆さんの涙もありましたし、特別な思いを感じながらの大会であったような気がします。

高木:本当に最後の 1500mでは、自分の実力を出しきれずに、表彰台に乗ることができなかったんですけど、今日はこのような景色を見られたので、今はすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。

画像: セレモニー終了後の会見で、写真撮影に応じる高木美帆
セレモニー終了後の会見で、写真撮影に応じる高木美帆

――これまで全てを懸けてやってきて、本当に過酷な日々の中で、美帆さん自身もさまざまな思いを感じつつも、皆さんの思いを共有してきた。「We are TEAM JAPAN」の声援は、どのような美帆さんのどんな力を引き出してくれましたか?

高木:本当に心が折れそうな時にこそ、皆さんの応援が私の最大の支えになっていたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

画像: 「We are TEAM JAPAN」と叫び、ガッツポーズを見せる選手たち。
「We are TEAM JAPAN」と叫び、ガッツポーズを見せる選手たち。
画像: パレードを終えて会見に臨む高木美帆選手。
パレードを終えて会見に臨む高木美帆選手。

パレードを終えた後に会見に応じた高木美帆選手は、「このような貴重な場を用意していただけたのはありがたいことだなと感じました。この場所まで足を運んでくださる方々がいたからこそ、私たちは感謝の気持ちを伝えられることができた。素晴らしい温かい時間を過ごすことができた。少し寒いですけど、心はポカポカ。温かいです」と、イベントを振り返った。

取材:JUN.S

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