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〈キタワークス〉のお香たて。長く使いたい、暮らしの名品カタログ。vol.07

  • 2026.4.20
お香たて ステンレス[∅3.4×H15.5㎝]¥20,900(キタワークス 090‒3375‒7165)

-KITAWORKS -Incense Stick Holder- キタワークス お香たて

-History
 溶接の技術をミニマルなデザインに昇華。
〈キタワークス〉の前身は、1978年に創業した岡山県津山市の溶接工場。特注品の工場設備を製造する鉄工所を継いだ2代目の木多隆志は、2009年に同ブランドを設立。現在は鉄、銅、真鍮、ステンレスなど多様な金属加工に木工も取り入れながら、椅子やテーブル、キャビネットなどの住宅用家具、デザイン性の高い店舗什器を製造や生活雑貨をはじめとするオリジナルアイテムを手がけるようになった。精度の高いものづくりの技を最大限に生かした、極めてミニマルなデザインにも評価が寄せられている。

-Concept
 発想のもとは、煙たなびく煙突。
旧知のショップオーナーから相談を受けたことをきっかけにデザインしたお香たて。インスピレーションのもとにしたのは、昔ながらの煙突のかたちだった。暖かい空気は下から上に流れるという循環の仕組みを応用し、シンプルな円柱の上に開いた小さな穴から、ゆったりとたなびく白い煙を心穏やかに眺めるという情感あふれるプロダクトのかたちに落とし込んでいった。できる限り無駄なラインや手作り感を消しつつも、そっけない工業製品にはならないように、ディテールの仕上げにもこだわっている。

-Function
 吊るして固定し、見た目もすっきり。
ホルダーは、筒の内部にスティック状のお香を吊るして固定するタイプ。上蓋の脇に飛び出すつまみがネジ式になっていて、内側にお香を挟んで固定することができる。これにより燃焼した後の灰が筒の内部に落ちるので、風が吹いても灰が飛び散る心配がなく、見た目も美しい。また、サイドスリットから常に新鮮な空気が内部に入るため燃焼効率が良く、上蓋の穴からすっと立ち上がる香りと煙を純粋に楽しむことができる。長めのお香でもセットできる高さと安定して自立することを考慮したサイズだ。

photo : Ryuichi Adachi styling : Yumi Nakata text : Hisashi Ikai edit : Wakako Miyake

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