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【60代ヘルスケア】集中が続かない・ミスが増えた…それ脳の老化かも?原因と気をつけたい習慣【薬剤師監修】

  • 2026.4.17

60代になり「ひとつのことを長時間続けられなくなった」「仕事でのケアレスミスが増えた」など、集中が続かなくなったと感じていませんか? 集中力の低下の背景には脳の老化が関係している可能性があります。脳の老化を予防するには、早めにセルフケアを始めることが大切。脳の老化によって集中力の低下が起きる理由や60代の方でも無理なくできるセルフケアを紹介します。
 

集中力の低下はなぜ起こる?

集中力の低下は、加齢によって脳が老化し、萎縮することが関係しています。脳は年齢とともに老化が進み、60代になるとMRIやCTなどで確認できるほどに萎縮するのです。
 
とくに、思考や記憶、感情のコントロールなどに関係する前頭前野や側頭葉が萎縮しやすい傾向があります。脳の萎縮が進むと記憶力や集中力の低下などが起き、さらに認知機能が低下して認知症につながる可能性があります。
 
また、スマホやパソコンなどの長時間の使用によって脳を使いすぎ、脳が疲弊することも集中力の低下を招く要因です。たとえば、SNSや動画などを見ていると脳は受け取った情報を処理するためにフル稼働し、負荷がかかりやすくなります。これにより脳が疲弊し、集中力の低下を招くのです。
 
 

集中力の低下を招くNG習慣

脳の老化を招く要因のひとつが、生活習慣の乱れです。睡眠不足や偏った食事による栄養不足などが続くと、脳に疲労が蓄積したり必要な栄養が届きにくくなったりして、脳が萎縮しやすくなります。その結果、集中力が低下しやすくなります。
 
また、なんとなくSNSを見る、食事をしながら動画を見るなどの行動も集中力の低下を招く行動のひとつです。脳がさまざまな情報を処理しようとして負荷がかかりやすくなります。
 

今日からできる!集中力改善のセルフケア

集中力を高めるには、脳に疲労がたまらないようにすることが大切です。今日からできるセルフケアを紹介します。
 

【1】デジタルデトックスを行う

1日のなかでスマホやパソコンなどのデジタル機器を使用しない時間を設けましょう。なんとなくスマホでSNSなどを見る習慣がある場合は、スマホではなく読書をする時間に代えるなどの工夫をしてみましょう。
 
また、スマホを目に入る場所に置いたり通知が聞こえる状態にしていると、スマホに意識が向いてしまいがちです。スマホはカバンなどにしまって手元に置かないようにしたり、スマホの通知をオフにしたりしましょう。
 

【2】オン・オフの切り替えを意識する

仕事中などに集中が切れやすい場合は、オン・オフのメリハリをつけ、休憩をするのも効果的です。人が休まずに集中できる時間は限られているため、こまめに区切りをつけて休憩しましょう。
 
休憩時には、リラックスして脳を休めることを優先するのがポイントです。休憩時にスマホなどを見ると脳が休まらないため、目を閉じて瞑想したり飲み物を飲んで一息ついたりしましょう。
 

【3】ツボを押す

「四神総」は「百会(ひゃくえ)」という頭のてっぺんにあるツボを中心にして、親指の幅分前後、左右に位置する計4つのツボをまとめて指します。血行を促して脳を活性化させたり、精神不安や不眠の解消、健忘を防いだりする効果が期待できます。
 
休憩時などにルーティンとして取り入れ、仕事や家事の効率アップに役立ててみましょう。
 

集中力の低下対策におすすめの漢方薬

集中力の低下を改善したいなら漢方薬を活用するのもおすすめです。漢方薬は心とからだのバランスを整え、不調の根本原因にアプローチします。   集中力の低下には「胃腸の機能を高めて疲れをとる」「血流をよくしてからだ全体へ栄養を届ける」「自律神経の乱れを整える」などの働きがある漢方薬を選びましょう。   <集中力の低下におすすめの漢方薬>   ・補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 胃腸の機能を高め、栄養の吸収をよくすることで、肉体的な疲れや無気力、倦怠感などの改善に用いられる漢方薬です。元気や食欲がなく、疲れやすい人におすすめです。   ・加味帰脾湯(かみきひとう) 胃腸の機能を高めるとともに、自律神経を整え、精神を安定させることで不眠や神経症などの改善に用いられる漢方薬です。胃腸が弱く貧血気味で、イライラや精神不安、不眠がある人におすすめです。   漢方薬は体質や症状によって合うものが異なります。自分に最適な漢方薬を知るためには、なるべく専門家に相談しましょう。

脳を休ませて健康的な毎日を

集中力の低下は加齢だけではなく、日々の何気ない習慣が影響している可能性があります。改善するには、脳への負担を軽減する生活習慣を心がけることが大切です。日々の過ごし方を振り返り、脳を休ませる時間を意識して作りましょう。

この記事を監修したのは 山形ゆかりさん

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。 症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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