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彼女がいる人と付き合っていたなんて知らなかった→本当のことを伝えるべく、見知らぬ女性にメッセージを送った日のこと

  • 2026.4.14
ハウコレ

付き合って半年。彼は優しくて、連絡も途絶えず、このまま自然に未来の話ができるのかなと思い始めていた頃のことでした。何気なく目にしてしまったスマホの画面が、私の中の「当たり前」を、音もなく崩していきました。

積み重なっていた、小さな違和感

思い返せば、気になることがなかったわけではありませんでした。週末に会えない日が続いたり、電話をかけても出られないことが増えたり。それでも「仕事が忙しいんだ」と自分に言い聞かせていました。疑うことが怖かったのかもしれません。そんなある日、彼のスマホに通知が光りました。ロック画面に浮かび上がったのは、親しげな一言で、見た瞬間に全身がこわばりました。問い詰めると、彼はしばらく黙った後、ぽつりと言いました。「付き合ってる人が、いる」声が出ませんでした。半年間、私が隣にいた時間は、いったい何だったのだろうと。

伝えるべきか、何度も迷った

彼との関係をどう終わらせるかより先に、頭に浮かんだのは「彼女さんは知っているのだろうか」ということでした。自分が傷ついた痛みより、知らないまま笑っているかもしれない人のことが、どうしても気になってしまいました。でも連絡するのは怖かった。傷つけるかもしれない、信じてもらえないかもしれない。何日も迷いました。それでも「知らせてもらえたら、私は助かった」と思い直して、震える手でメッセージを送りました。「はじめまして。彼氏さんのことで少しだけお伝えしたいことがあります」。返信が来るまでの時間が、とても長く感じられました。

届いた返信と、彼への最後のひとこと

「どういうことですか?」と返ってきたとき、少しだけ息ができた気がしました。スクリーンショットを送るのは勇気がいりましたが、「あなたにも知っておいてほしかった」という気持ちだけを添えて、送信ボタンを押しました。

その後、彼に短いメッセージを送りました。「彼女さんに、連絡しました」返信はありませんでした。でもそれでよかったと思います。言葉を重ねるより、淡々と終わらせることの方が、自分には合っていました。

そして...

しばらくは、正しいことをしたのか、余計なことをしたのか、何度も自問する日が続きました。数週間が過ぎた頃、ふと彼女のことが気になって、短いメッセージを送りました。「お元気ですか。あのときは突然ごめんなさい」。少し間を置いて、もう一文だけ続けました。「私もようやく気持ちの整理がつきました。お互い、前を向けたらいいですね」。返信があったかは、ここでは書きません。ただ、送ったあとの胸のあたりは、少しだけ軽くなっていました。傷つけ合うためではなく、お互いが前に進むための終わり方ができたのかもしれないと、今はそう思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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