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会議で私の発言を嫌がり続けた同僚→上司の発言で立場が逆転して...

  • 2026.4.6
ハウコレ

職場に、私が会議で発言するたびに不機嫌そうな表情を向けてくる男性社員がいました。はっきりとした言葉にはならない日もあったけれど、その空気はずっと感じていました。それでも私は、自分の仕事を丁寧に続けていました。

耳に入ってきた言葉

同じ部署の彼は、私よりキャリアが少し長く、発言力もある社員でした。私が会議で口を開くたびに、眉をひそめたり、腕を組んで天井を見上げたりする仕草が続きました。

あるとき、別の同僚から「あの人、女は話が長いってよく言ってるよ」と教えてもらいました。面と向かって言われたわけではないけれど、そういうことだったのかと、腑に落ちました。怒りというよりも、どこか冷めたような気持ちになったことを覚えています。

準備を重ねた重要な会議

数週間後、取引先を交えた大切な会議がありました。自分が長く担当してきた案件に関わる内容で、きちんと伝えなければならないことがありました。資料を丁寧に整理し、伝えるべき要点を絞り込み、話す順序まで繰り返し確認しながら準備しました。

「場の空気のため」に黙るのではなく、「自分の仕事に誠実であるため」に発言する。そう決めて当日を迎えました。彼は開始早々から積極的に話し始め、自信たっぷりに場を引っ張ろうとしていました。私は自分の番を待ちました。

場が静まった瞬間

彼の話は、気がつくとかなりの時間が経っていました。要点がまとまらないまま、エピソードを次々と重ねていく語り口になっていきました。そのとき、上司が穏やかな声で口を開きました。「君の話はとっても長い。もう少し整理してから話して欲しい」。

「女は話が長い」と言い続けていた彼が、上司からそう言われた瞬間でした。少し間があってから、上司が私に発言を促してくれました。準備してきた内容を、落ち着いた声で順序よく伝えることができました。会議のあと、「わかりやすかったよ」と上司が言ってくれました。

そして...

あの会議から、しばらく時間が経ちました。彼の態度がすぐに変わったわけではないし、職場の空気が一変したわけでもありません。それでも私の中では、何かが少し変わりました。誰かの思い込みに合わせるためではなく、自分の仕事と向き合うために声を出すこと。それが、私にとっての誠実さなのだと思えるようになりました。

声は、出し続けることで少しずつ届いていくもの。そんなふうに感じながら、今日もまた会議室の椅子に座っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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