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4月に不調感じる人、46%で最多。医師が警鐘する「4月病」の原因とは

  • 2026.4.3

「なんとなくやる気が出ない」「体が重い」「落ち込む、イライラする」。春先になると、こうした不調を感じる人が増えてきます。

近年では「4月病」「5月病」「6月病」と、月ごとに不調を表す言葉まで登場。もはや“◯月病”は一過性の流行語ではなく、現代人のリアルなコンディションを表すキーワードになりつつあります。

株式会社リーフェホールディングスの独自調査によると、不調を感じた時期として「4月」と回答した人は46%にのぼり、5月や6月を大きく引き離して最多となりました。メンタル、睡眠、身体のいずれにおいても、この3か月間でもっとも不調を訴える人が多い結果となっています。

メンタル・睡眠・身体すべてで不調がピークに

メンタル面では、不調を感じた人が908人に達しました。

内科医・橋本将吉医師は、新しい環境への適応ストレスが交感神経を過剰に刺激し、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が増加することで、感情のコントロールが難しくなり、不安やイライラが混在しやすくなると指摘します。

睡眠に関しても、778人が不調を実感していると回答しました。

交感神経が優位な状態のまま夜を迎えることで脳の温度が下がらず、いわば「脳が徹夜している」ような状態となり、睡眠の質が低下します。その結果、十分な睡眠時間を確保しても疲労が回復せず、日中の強い眠気につながるケースが多いとされています。

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さらに身体面では、1,493人が不調を感じていると回答しました。

春特有の寒暖差による外的ストレスと、新生活に伴う精神的緊張という内的ストレスが重なり、自律神経に大きな負荷がかかることが要因です。血管の収縮や拡張の調整機能が乱れることで血流が滞り、筋肉の緊張や倦怠感、頭痛といった症状が起こりやすくなります。

医師「4月病は適応反応の過負荷」

橋本医師は、こうした4月の不調について「適応反応の過負荷」と説明します。新しい環境に適応しようとする体の反応が個人の許容量を超え、心身のバランスを保つ恒常性が限界に達した状態だといいます。

不安やイライラの増加や睡眠の質の低下は、いわば体からの警告サインです。

この状態を放置すると、ゴールデンウィーク明けに意欲が低下する、いわゆる「五月病」へ移行するリスクが高まります。そのため、4月の段階でこうしたサインに気づき、意識的に休息を取り入れることが、症状の悪化を防ぐうえで重要だとしています。

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橋本医師が語る、4月のケアポイント

副交感神経を意識的に優位にする時間をつくることが最優先。具体的には以下の通りです。

(1)就寝90分前の入浴(38〜40℃)
(2)腹式呼吸・深呼吸
(3)「予定のない時間」を週に最低1〜2時間設ける

4月に「頑張りすぎない」ことが5月・6月への持ち越しを防ぐ最大の対策です。

<Edit:編集部>

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