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親友の悪口を楽しんで広めていた私が、廊下で目が合った瞬間に気づいた「取り返しのつかないこと」

  • 2026.4.4
ハウコレ

何年も一緒にいた親友のことを、私はずっと好きだったはずです。なのに気づいたときには、自分の口が彼女を傷つける言葉を探し回っていました。

好きだったのに、苦しかった

彼女とは学生時代から仲良くしていました。面白くて、話していると楽しくて、困ったときはいつもそばにいてくれる。そういう人でした。でも、いつからか一緒にいるのが少し苦しくなっていました。

仕事がうまくいっている話、職場での人間関係が順調だという話。うれしいとは思っていました。思っていたはずです。それでも、話を聞くたびに胸の奥が重くなる感覚が、消えなくなっていきました。

言葉が口をついて出た日

共通の知人と食事をしたとき、彼女の話題になりました。「最近どう?」と聞かれた瞬間、自分でも気づかないうちに、少し大げさな話が口から出ていました。「実はちょっと空気読めないところがあって」「あの子って自分が一番だと思ってるよね」。

笑いがとれました。その場が盛り上がりました。それがくせになっていきました。彼女の話をすると、自分が輪の中心になれる。そのことに、どこかで気持ちよさを感じていました。ある夜、彼女から電話越しに「なんか最近周りが冷たくて」と打ち明けられたときも、「それはつらいね」と言いながら、心のどこかが少し軽くなっていました。

廊下で目が合ったとき

ある日、会社の廊下で同僚と彼女の話をしていました。笑いながら「本人、全然気づいてないんだよね」と言ったとき、ふと顔を上げると、遠くに彼女の姿が見えました。

足が止め、こちらを見ていました。目が合いました。その一瞬で全部わかりました。聞こえていた。気づいていた。彼女の表情には、怒りでも涙でもなく、言葉にならない何かがありました。それがかえって、深く刺さりました。

そして…

数日後、メッセージを送りました。既読はつきましたが、返事は来ませんでした。

あの日の彼女の顔が、何度も頭に浮かびます。傷つけたかったわけではない、と言いたいところですが、本当にそうだったのかどうか、自分でも確信が持てません。楽しんでいた、という事実は消えません。好きだったはずなのに。あの瞬間、私は取り返しのつかないことをしてしまったのだと、ようやく理解しました。眠れない夜が続いています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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