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地味な子にマウントしたら全国ミスコンファイナリストだった→帰ってSNS検索した俺が一番レベルが低かった話

  • 2026.4.4
ハウコレ

親友のためを思って言った一言が、人生で一番恥ずかしい夜になるとは思いもしませんでした。

親友の彼女

あいつが「彼女連れてくる」と言ったとき、正直楽しみにしていました。あいつは高身長で顔もいい。どんな子を連れてくるんだろう、と期待が膨らんでいました。居酒屋に現れたのは、メガネにパーカーの地味な女の子です。化粧もしていないし、華やかさはゼロ。愛想はいいけれど、正直あいつには釣り合っていないと思いました。「もっといい子いけるだろ」。隣に座っていた友人と目配せして、同じことを思っていると確信しました。

良かれと思って

あいつがトイレに立った隙に、俺は言いました。「○○にはさ、もっと可愛い子いるよ。あいつなら上のレベル狙えるだろ」。彼女にも聞こえていたはずです。でも悪気はなかった。本気であいつのためを思っていたのです。彼女は笑顔のまま何も言いませんでした。怒るでもなく、傷ついた顔をするでもなく、ただ穏やかに微笑んでいるだけ。その余裕に少し違和感を覚えましたが、「鈍いタイプなのかな」くらいにしか思いませんでした。

凍りついた空気

あいつが戻ってきて、俺の発言を聞いた友人が彼にそれを伝えると、不思議そうな顔でこう言いました。「え? この子、全国ミスコンのファイナリストだけど」。ビールを持つ手が止まり、何を言えばいいかわからなくなりました。彼女はニコニコしたまま何も言いません。その穏やかな表情が、余計に俺の恥ずかしさを際立たせていました。「マジで?」と声を絞り出すのが精一杯で、その後はビールの味すらわかりませんでした。

そして…

帰ってすぐ、彼女の名前でSNSを検索しました。出てきたのは、ドレス姿でステージに立つ写真。同一人物とは思えないほど華やかで、思わず息を飲みました。あれだけの経歴がありながら、すっぴんにメガネで飲み会に来れる。俺に何を言われても動じない。その余裕こそが、俺には一番足りないものでした。外見で人を値踏みして、見た目だけで「レベル」を語った俺が、あの場で一番レベルが低かった。あの夜のことを、俺はきっと一生忘れられません。

(20代男性・IT)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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