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25年前、“国民的ヤンキー教師”と27歳で電撃婚。視聴率40%の快挙を達成した「美人女優」とは

  • 2026.8.26
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2001年撮影、俳優・反町隆史と女優・松嶋菜々子が21日に入籍 結婚会見を開いた(C)SANKEI

2001年2月21日、反町隆史(当時27歳)と松嶋菜々子(当時27歳)が入籍した。翌日にフジテレビのスタジオで開かれた会見には報道陣約350人が詰めかけ、「21世紀最初のビッグカップル」という見出しが並んだ。出会いは1998年のドラマ『GTO』。誰が見ても分かりやすい、美男美女の"電撃婚"だった。

出会いは1998年

『GTO』は1998年7月から9月にかけて放送され、最高視聴率35.7%を記録した。反町が演じたのは元暴走族の教師・鬼塚英吉、松嶋が演じたのは同僚教師の冬月あずさ。反発し合いながら惹かれ合う二人は、当時の中高生の記憶に焼き付いた。反町が歌った主題歌『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』まで含めて、1998年の夏はこのドラマのものだった。

翌1999年は、松嶋にとって忙しい年でもあった。1996年のNHK朝の連続テレビ小説『ひまわり』でヒロインを務め、1998年の映画『リング』で初主演、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受けたばかり。恋愛のためにキャリアを止める段階にはなかった。さらに結婚直前の2000年10月には『やまとなでしこ』で神野桜子を演じ、女優としての人気は当時の頂点にあった。金目当てを公言する客室乗務員という、可愛げのない役をあえて引き受け、それを代表作にしてしまった時期である。つまり彼女は、人気絶頂期で結婚を選んだことになる。

ラフな服で現れた、見出しの立たない会見

入籍翌日の会見は、いま振り返るとかなり変わったものだった。二人は「自然な姿を見てほしい」という理由でラフな格好で登場し、涙も決意表明もない。集まった記者から「見出しになる言葉がない」という不満が漏れたと伝えられている。

当時の芸能界の慣習に沿えば、あの規模の会見は一本の"作品"として演出されるはずの場だった。純白の装いで登場し、涙まじりに感謝を述べ、翌日のスポーツ紙の一面に収まりのいい一言を残す——そういう手順がある。二人はそれを踏まなかった。それをしなかったことは、その後の二人の振る舞いにそのまま続いている。

結婚翌年の大河、そして40%という到達点

結婚の翌年、松嶋はNHK大河ドラマ『利家とまつ』で唐沢寿明とダブル主演を務める。同じ作品で織田信長を演じたのが、夫となった反町隆史だった。結婚を機に画面から退くどころか、二人は同じ大河の中にいた。

その後も『救命病棟24時』シリーズ、『やまとなでしこ』で確立した主演女優としての位置は揺らがず、2011年の『家政婦のミタ』では最終回の視聴率40.0%という、平成のドラマ史に残る数字に到達する。「承知しました」としか言わない無表情の家政婦・三田灯は、かつて彼女に貼られていた"清潔な美人女優"というラベルをきれいに剥がしてしまう役だった。

26年後、出会った場所に戻ってきた

2024年4月1日に放送された『GTOリバイバル』で、二人は冬月あずさと鬼塚英吉として再会した。しかも劇中では、あの二人が結婚していることになっている。冬月は教師を辞めてCAになり、最後は並んで歩く後ろ姿で幕が下りる。現実の夫婦がドラマの夫婦を演じる、という以上の説明はいらない場面だった。

そして2026年7月20日、フジテレビ系で新シリーズ『GTO』がスタートし、松嶋も再び冬月あずさとして加わっている。同じ役を28年越しに引き受けられる俳優は、そう多くない。当時の人気を懐かしむためではなく、いまの年齢のまま冬月あずさとして立てるだけの蓄積が、二人ともにあったということだ。

24歳で出会い、27歳で結婚し、40%を記録し、52歳で出会った役に戻ってきた。「21世紀最初のビッグカップル」という見出しが本当に指していたのは、華やかな二人の絵ではなく、25年経っても同じ画面に立てるだけの仕事を、それぞれが積み続けたという事実なのだ。


※記事は執筆時点の情報です

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