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何もない1泊22万円の宮古島の秘境ヴィラが、リゾート日本一を受賞した理由とは?

  • 2026.3.21

ナガイ産業が沖縄県宮古島で運営する「THE PANALI(ザ・パナリ)」は、全国1,490施設がエントリーした「BEST OF MINPAKU 2026」リゾート部門にて、総投票数1万5,000票の頂点に輝きました。

■あふれる情報、便利さを遮断。「不便さ」を魅力的なコンテンツに

同施設は、空港から車で40分、近隣にコンビニも信号もない秘境という場所に建つビーチリゾート。不便な立地ながら、客室平均単価22万3,000円、オンシーズン稼働率82%という驚異的な実績を記録しています。

同社は、高単価でも支持される理由として、豪華な設備以上に「ノイズの遮断」を徹底した点を挙げています。コンビニも信号もない立地をデメリットではなく、「ノイズキャンセリングされた聖域」として再定義しました。

たとえば、街明かりが届かない「暗闇」は、現在の生活においては希少な資産です。人工光を遮断した環境こそが、都市部では再現不可能な高付加価値コンテンツとなります。

従来のリゾートホテルが豪華な装飾や過剰なサービス(足し算)を競う中、同施設は「引き算」の美学を追求しました。視覚・聴覚への刺激を極限まで減らすことで、多忙な現代人の脳を強制的にクールダウンさせます。

施設内には、地下から汲み上げた、ミネラル豊富な天然湧き水100%のプールも用意。客室には最新の映像・音響設備を完備されていますが、多くのゲストは琉球石灰岩の焚き火台で、不規則に揺らぐ炎(1/fゆらぎ)に癒されているといいます。

食事の時間や過ごし方はすべてゲスト次第。分刻みの日常から解放される「時間の主権」を提供します。食事は、既成のテーブルマナーやドレスコードから解放される「プライベートBBQ)」。移動時間ゼロで、宮古島のトップシェフが目の前で腕を振るう「出張シェフ」スタイルも提供します。

既存のフルサービスの枠を超え、あえて「何もない贅沢」を追求したことが、経営者をはじめとする富裕層に支持されています。

(フォルサ)

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