【浦和】宮古島のハーブのお店「Pani」（パニ）さんで絶品スパムおむすび

こんにちは。

地域特派員のまゆげうさぎです。

10月に入り、だいぶ過ごしやすい気温になり外出がしやすくなりましたね。

みなさんは、宮古島に行ったことはありますか？

私は行ったことがないのですが、浦和に宮古島のハーブを使ったお茶と、絶品スパムおむすびがテイクアウトできるお店があるときき、さっそく伺ってみました。

国道17号沿いにある透明なビル（結晶ビル）の2階に上がると、ガラス張りの三角形のお店「Pani」さんはあります。

一歩店内に入ると、別世界のような清々しい気持ちの良い空間。

植物やハーブ、可愛い小物などに囲まれた開放的なキッチンの中で店主Paniさんが笑顔で迎えてくださいました。

Paniさんは宮古島の出身。店舗では宮古島産オーガニックモリンガと月桃のテイクアウトドリンク・お茶販売・酵素シロップや月桃のお香作りなどのワークショップを開催。写真がとても綺麗なインスタグラムでその様子を発信されています。

木曜日が「スパムおむすびの日」とあったので、木曜日に予約して伺ってみました。

スパムおむすびとは、スパムという缶詰ハムを挟んだおむすびで、私はハワイのゴルフ場で初めて食べてからずっと大好きなおむすびです。

Paniさんのスパムおむすびは週によって味が少しずつ違うようです。

スパムだけでなく、58（ゴーヤ）の佃煮やうめ、メキシカンテイストのアボカド、チーズなど種類も豊富で、どれも美味しそうで迷ってしまいます。

欲張りな私は全4種類全部をテイクアウトしました。

やっぱり宮古島だから、まずはゴーヤかなとゴーヤを実食。ずっしりしたスパムおむすび。スパムと卵の下からはほろ苦いゴーヤの佃煮が！スパムのジューシーさと相まってとても美味しい。

アボカドはピリッとしたメキシカンソースとアボカドのクリーミーで柔らかい味わいがとても合っていました。

具沢山のスパムおむすび、栄養のバランスも取れてお腹が満たされてランチにぴったりだなと思いました。

Paniさんはテイクアウトのお店です。

モリンガや月桃、酵素を使ったドリンクを販売されています。

みなさんは、スーパーフードとして注目されているモリンガって知っていますか？

葉を煎じてモリンガ茶や、粉末をお料理に使ったり、最近注目されている植物です。

店主Paniさんは偏食で野菜があまり食べられず困っていたところ、モリンガに出会い飲み始めたそうです。ご自身の経験からもっと知ってほしいと、モリンガの生産者をまわり、宮古島のモリンガが一番美味しいと感じ、最初はオンライン販売から始められ、3年前に浦和の実店舗でお茶のテイクアウトのお店をオープン。

無農薬のモリンガ茶を始め、スムージーやシェイクなど薬草が苦手な方にも飲みやすいドリンクを提供されています。

Paniさんが淹れてくれるモリンガ茶は優しい甘味があってクセがなく、飲みやすかったです。店頭に飾られている青々した丸みのあるモリンガの葉っぱを見ながら、こんなに飲みやすい薬草茶なら続けられるなあと思いました。

店内ではモリンガのお茶も販売しているのでご自宅で自分で淹れてみたり、お料理に使ったりしても良いですね。

「日常に自分を労る時間と、それを作ろうとする気持ち」を大切にされいるPaniさんの店主さん

ガラス張りの明るい店内には、フェアトレードの小物や、茶器や雑貨、モリンガを使ったアクセサリー、そしてシークワーサーなどの宮古島の食材が植物といっしょに空間を埋めています。

ひとつひとつ店主さんが厳選して、来る方々に届けたいという気持ちに溢れています。

ポップアップとして、琥珀糖やブーケなどがある日も。どんなものに出会えるか楽しみなお店です。

三角形の形の小さなお店。

小さい頃より三角が好きなPaniさんのショップカードも三角形。

近江商人の経営哲学の一つ「三方よし」は売り手よし、買い手よし、世間よしのこと。

Paniさんも「三方よし」の精神で、お店、お店に来てくれる人たち、そして周りの人にも良いお店づくりを心がけているそうです。

居心地の良いお店はそんな気遣いから生まれているのかもしれませんね。

ヨガ教室もされているPaniさん店主。

運動も大切だけれど、体を中から整えるのはもっと大切だと考え、Paniさんを始められました。

営業日は限られているけれど、その時間の中で、心と体が健やかになるよう、できることを精一杯されているのが伝わってきて心が温かくなりました。

インスタグラムの投稿でもたくさん発信されていますよ。

ちょっと難しい薬草のことや、植物のこと、そして宮古島のこと、感じたい時にぜひPaniさんに行ってみてくださいね。