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【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/千葉ロッテマリーンズ編】ドラ1・西川史礁が本領発揮!惜しくも首位打者は逃すも堂々の新人王

  • 2026.3.19

プロ野球の2025年シーズンに1軍出場を果たしたルーキーたちの活躍を振り返る短期連載。最下位の終わったものの、支配下で指名した6人全員が1軍デビューを果たした、千葉ロッテマリーンズのルーキーたちの1年を振り返る。

ドラ1西川、後半戦の巻き返しで新人王を獲得!

東都大学リーグで2度のMVPに輝き、24年3月には侍ジャパントップチームにも選出された実績を持つドラフト1位・西川史礁が出色の活躍を見せた。

オープン戦で16試合に出場し、打率.410、6打点の文句なしの成績で開幕一軍が決定。3月28日、ホークス戦との開幕戦に「1番・左翼手」で先発出場すると、第3打席で有原航平からレフトでタイムリーを放ちプロ初安打・初打点を記録した。だが、そこから19打数ノーヒットと打撃に苦しみ、登録を抹消。4月29日に再昇格し、5月18日おファイターズ戦ではプロ初のサヨナラ打放つなどしたが、本来のデキからは程遠く、5月下旬には2度目の抹消も経験した。

画像: 前半戦は不振で二軍降格も経験したが、後半戦に巻き返し、首位打者争いを演じた西川。写真:共同通信
前半戦は不振で二軍降格も経験したが、後半戦に巻き返し、首位打者争いを演じた西川。写真:共同通信

この悔しさをバネに、ファームで自身のバッティングを見つめ直し6月13日に1軍で戻って来ると、持てる才能が開花。6月22日のベイスターズ戦では初の猛打賞となる4安打を記録。交流戦を4試合連続マルチ安打で締めくくるなど、6月の月間打率は驚異の.441となった。

そこからはチームのレギュラーとして君臨し、7月、8月も月間打率は3割超え。9月14日のイーグルス戦では今季12球団ルーキー最速でのシーズン100安打を記録。最終的に規定打席にも到達し、108試合で打率.281、本塁打3、打点37という成績でロッテでは2014年以来の新人王を受賞。通信簿は「A」。打点がもう少し増えていれば「S」だったが、実力を示し、新人王候補トップに躍り出たのは立派だ。

SNSを通じてファンとの交流を大切にする西川。球団マスコットのマーくんのぬいぐるみを抱えて少し照れた素の表情をアップする親しみやすいキャラクターがファンの人気を後押ししている。

その他では、ドラフト2位の宮崎竜成が39試合で打率.194、本塁打0、打点3という成績で通信簿は『C』。

一軍に昇格した5月11日のライオンズ戦に守備で初出場。同13日のイーグルス戦に「8番・三塁手」で初先発出場の機会を得るも結果が出ず、8打数無安打5三振と一軍のレベルを痛感。二軍での再出発が決まった。

だが、「プロは甘い球、狙い球がきたら一発で確実に仕留めないといけないと思った。それができるように練習をして出番がいつ来てもいいように準備をしてきたつもり」と一軍の投手を想定した成果が実を結ぶ。7月8日にふたたび一軍合流をはたすと、翌9日のファイターズ戦に「8番・二塁」で先発出場。

7回裏に山崎福也からセンター前に弾き返しプロ初安打を記録した。「次はチームの勝利に貢献できる一打を打てるように」と気持ちを引き締めながら、自身のインスタに初安打の記念のボールの画像をアップ。その後も7試合でスタメン起用されると、前半戦のラストは3試合連続安打を記録し、チームの3連勝に貢献した。終盤戦は出番が限られたが、来季はさらにアピールしたいところだ。ドラフト6位の立松由宇は評価基準の出場数をクリアしておらず対象外となった。

投手勢の一條力真、坂井遼、廣池康志郎の3人では廣池が18試合で1勝3敗4ホールド、防御率4.87という数字を残して通信簿は「C」。6月21日のベイスターズ戦でプロ初登板・初先発を迎えたが厳しいデビューに。2回に牧秀悟、筒香嘉智、戸柱恭孝から三者連続本塁打を浴びて敗戦投手となった。新人が3連発を浴びたのはパ・リーグ初。苦い経験となったが追い込んでからの変化球が高めに抜けると一軍の選手には本塁打にされる危険性を身をもって痛感した。教訓は心に刻み巻き返しを誓う。なお、一條、坂井は1試合のみの登板で対象外となった。

画像: 写真:共同通信
写真:共同通信

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構成/Baseball Times 文/高橋健二

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