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エル・ファニング、『センチメンタル・バリュー』でアカデミー賞初ノミネート「仲間に認めらえて本当にうれしい」

  • 2026.3.13
98th Oscar Nominees Luncheon

ヨアキム・トリアー監督の『センチメンタル・バリュー』でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされたエル・ファニング。『アイ・アム・サム』(2001)で映画デビューして以来、『マレフィセント』(2014)や『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2017)、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024)、ドラマ『ザ・グレート』(2020~2023)など、話題作に出演してき彼女が、初めてオスカー候補となった喜びを『The Hollywood Reporter』のインタビューで明かした。

「私は2歳の頃から演技をしていますが、こんな経験は初めてです。初のオスカーノミネートです。仲間に認めらえて本当にうれしい。どんなに特別な気持ちか、実際に経験するまでわからないと思います」

カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『センチメンタル・バリュー』は、オスロで俳優として活躍する娘と、不在がちな映画監督の父親との、不器用な親子関係を描いた物語。第98回アカデミー賞で作品賞を含む9部門にノミネートされ、主演男優賞にレナーテ・ラインスヴェ、助演男優賞にステラン・スカルスガルド、助演女優賞にはエルとインガ・イブスドッテル・リッレオースがWノミネートされた。

ノミネート発表の「前の晩、ダコタと一緒に夜遅くまで出かけていた」というエルは、発表のあった早朝「ぐっすり眠っていた」ため、着信を知らせるスマートフォンのランプで目が覚めたそうだ。「頭が働かず、ぼんやりした目で部屋から出て、『ママ! ダコタ! 起きて。ノミネートされたみたい。たぶんノミネートされたんだと思う』と伝えました。『嘘みたい』と言いながら、まるで狂ったゾンビのように歩き回りました」と振り返る。

本作でエルが演じたのは、ステラン演じる映画監督の新作に抜擢されたアメリカ人俳優レイチェル・ケンプ。内省的な役どころだったが、同じ俳優として、思うところがあったという。「私とレイチェルは異なる局面にいますが、演じている間、若い頃の自分を振り返っているような気がしました。彼女が抱いた感情に馴染みがあるのは確かで、私も以前、自分自身に抱いたことがありました。長い間演じていると、役との関係は浮き沈みするものです。彼女を演じて、カタルシスのようなものを感じました」「演じることに苦悩しながら、最後に自ら望むものを手放すとても勇敢な行動に出た役どころで評価されるなんて、それ自体がメタ的ですらあります」

昨年5月にカンヌ国際映画祭でお披露目されて以来、キャストは家族のような強い絆で結ばれているそうだ。「家族が結束し、誰一人取り残されることなく、こうしてお祝いを続けられることがうれしい。この経験すべてに心から感動しています。まだ少し目が潤んでいて、ショックから抜け切れていません」と語った。

Text: Tae Terai

第98回アカデミー賞(2026年)の完全ガイド

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