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レイチェル・ゼグラー、映画『白雪姫』めぐる騒動から学んだこと

  • 2026.3.11
Rachel Zegler at the Glamour Women of the Year Awards 2025

ディズニーの実写版映画『白雪姫』(2025)に主演したレイチェル・ゼグラーは、ある思いを強くしたようだ。世界初のカラー長編アニメーション映画として制作された『白雪姫』(1937)は、19世紀に書かれたグリム童話を原作とし、主人公の白雪姫は「雪のように白い肌」を持つと表現される。2021年に実写映画のタイトルロールに彼女を抜擢したことが発表されると、一部から批判が噴出した。

コロンビア系アメリカ人の母と白人の父の間に生まれた彼女は、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)でプエルトリコ人の主人公マリアを演じた際も、同様の批判を受けたと振り返る。「『ウエスト・サイド・ストーリー』ではラテン系らしさが足りないと言われ、『白雪姫』では過剰だと言われた」。20代前半でそのような批判にさらされ、「非常に困惑した」そうだ。

「コロンビア人であることを誇りに思って育ちました。コロンビアの食事をし、ドレスを着て、コーヒーを飲み、そうした行為が子ども時代から私の本質的な部分になっています。けれど、少なくとも世間の目から見れば、ふたつの要素を持つ人は、どちらの要素も持たないという言説があるかと思います。でも私は、誰かの都合の良いように同化するつもりはありません」。彼女の母親の世代は、アメリカに「同化することが生き残るための戦略」だったが、もうそんな時代ではないと指摘する。

また同作の公開時、彼女はパレスチナ人の権利を支持する投稿をしたことが物議を醸した。発言を撤回するつもりはないが、この経験は「意図と影響について学ぶ」機会となったそうだ。「人生は学びの連続です」「声を上げたいと強く感じても、必ずしもそうすべきではないと学びました。変化を起こすには、ツイートする以外にも多くの方法があります」

2023年公開の『シャザム!〜神々の怒り〜』では、ヘレン・ミレンルーシー・リューと共演。「この業界で女性として働く意味や2人がその時々に直面した失望について、長い会話を持ち」、ハリウッドにおいて「ほかの女性をサポート」することの重要性を確認しあったそう。このアドバイスを受け、『ハンガー・ゲーム0』(2023)で主演を務めた彼女は、同シリーズの最新作『Sunrise on the Reaping(原題)』に抜擢されたホイットニー・ピークや、未来のディズニー・プリンセスたちに対してサポートの用意があると語る。

「ホイットニーに連絡を取り、必要にならないことを神に願うけれど、私はあなたの味方。いつでも相談してねと伝えました」「そして、次に非白人女性がディズニー・プリンセスに抜擢されたら、喜んで彼女たちを支えて励まし、してはいけないことをアドバイスするつもりです」

Text: Tae Terai

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